System.Math
提供: RAD Studio API Documentation
数学演算、ベクタ、マトリックスに関連する、クラス、ルーチン、型、変数、定数を定義します。
| パッケージ | rtl250.bpl |
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ユニット
System.Math 数学演算、ベクタ、マトリックスに関連する、クラス、ルーチン、型、変数、定数を定義します。
System.Math.Vectors ベクタやマトリックスで使用するためのクラス、ルーチン、型、変数を定義します。
クラス
EInvalidArgument EInvalidArgument は,数値演算や財務専用の関数のパラメータが範囲外であったときに生成される例外クラスです。
ルーチン
ArcCos 指定された数値の逆余弦を計算します。
ArcCosh 指定された数値の逆双曲線余弦を計算します。
ArcCot 指定された数値の逆余接を計算します。
ArcCotH 指定された数値の逆双曲線余接を計算します。
ArcCsc 指定された数値の逆余割を計算します。
ArcCscH 指定された数値の逆双曲線余割を計算します。
ArcSec 指定された数値の逆正割を計算します。
ArcSecH 指定された数値の逆双曲線正割を計算します。
ArcSin 指定された数値の逆正弦を計算します。
ArcSinh 指定された数値の逆双曲線正弦を計算します。
ArcTan2 指定された数値の逆正接の角度と象限を計算します。
ArcTanh 指定された数値の逆双曲線正接を計算します。
Ceil 変数を正の無限大方向へ切り上げます。
ClearExceptions 浮動小数点例外をクリアします。
ClearFPUExceptions FPU ステータス ワード内の例外ビットをすべてクリアします。
ClearSSEExceptions SSE の MXCSR レジスタ内の例外ビットをすべてクリアします。
CompareValue 2 つの数値間の関係を返します。
Cosecant 角度の余割を計算します。
Cosh 角度の双曲線余弦を計算します。
Cot 角度の余接を計算します。
Cotan 角度の余接を計算します。
CotH 角度の双曲線余接を計算します。
Csc 角度の余割を計算します。
CscH 角度の双曲線余割を計算します。
CycleToDeg 角度の値を周期から度に変換します。
CycleToGrad 角度の値を周期から勾配に変換します。
CycleToRad 角度の値を周期からラジアンに変換します。
DegToCycle 度で表された値を周期に変換して返します。
DegToGrad 度で表された値を勾配に変換して返します。
DegToRad 度で表された値をラジアンに変換して返します。
DivMod 整数除算の結果を余りも含めて返します。
DoubleDecliningBalance 倍額定率法を用いて資産の減価償却額を計算します。
EnsureRange 指定された範囲内にあり指定された値に最も近い値を返します。
Floor 変数を切り下げます。
FMod ANumerator を、ANumerator と符号が同じである ADenominator で割った余りを返します(整数の場合の mod と同様です)。
Frexp X の仮数と指数を分離します。
FutureValue 投資の将来価値を計算します。
GetExceptionMask 現在の浮動小数点演算ハードウェアから取得した例外マスクを返します。
GetExceptions アクティブな浮動小数点例外の集合を取得します。
GetFPUExceptionMask マスクされた FPU 浮動小数点演算例外の集合を返します。
GetFPURoundMode Intel FPU の丸めモードを取得します。
GetPrecisionMode Intel FPU の精度制御モードを返します。
GetRoundMode 現在の浮動小数点丸めモードを返します。
GetSSEExceptionMask マスクされた Intel SSE 演算例外の集合を返します。
GetSSERoundMode Intel SSE の丸めモードを取得します。
GradToCycle 勾配で表された値を周期に変換します。
GradToDeg 勾配で表された値を度に変換します。
GradToRad 勾配で表された値をラジアンに変換します。
Hypot 直角三角形の斜辺の長さを計算します。
IfThen 指定された 2 つの値のうち、条件に合う方を返します。
InRange 値が指定された範囲内にあるかどうかを示します。
InterestPayment ローン返済額の利息部分を計算します。
InternalRateOfReturn 投資の内部利益率を計算します。
IntPower 底として指定された値の整数乗を計算します。
IsInfinite 変数または式が無限大の値を表すかどうかを示します。
IsNan 変数または式が数値でないと評価されるかどうかを示します。
IsZero 浮動小数点型の変数または式がゼロまたはゼロに非常に近いと評価されるかどうかを示します。
Ldexp X * 2^P(2 の P 乗かける X)を計算します。
LnXP1 (X+1)の自然対数を返します。
Log10 10 を底とする対数を計算します。
Log2 2 を底とする対数を計算します。
LogN 指定された値を底とする X の対数を計算します。
Max 2 つの数値の大きい方を返します。
MaxIntValue 整数配列内で最大の値を符号付きで返します。
MaxValue 配列内で最大の値を符号付きで返します。
Mean 配列内のすべての値の平均を返します。
MeanAndStdDev 配列要素の平均と標準偏差を計算します。
Min 2 つの数値の小さい方を返します。
MinIntValue 整数配列内で最小の値を符号付きで返します。
MinValue 配列内で最小の値を符号付きで返します。
MomentSkewKurtosis 平均、分散、歪度、尖度を計算します。
NetPresentValue 推定キャッシュ フロー値の配列から現在価値を計算します。
Norm ユークリッドの 'L-2' ノルムを返します。
NumberOfPeriods 投資の支払期数を返します。
Payment 分割支払額を計算します。
PeriodPayment 全返済額から元金額を返します。
Poly 1 つの変数の値 X における一様多項式を評価します。
PopnStdDev 母集団標準偏差を計算します。
PopnVariance 母集団分散を計算します。
Power
Base を Exponent 乗します。
PresentValue 投資の現在価値を計算します。
RadToCycle ラジアンで表された値を周期に変換します。
RadToDeg ラジアンで表された値を度に変換します。
RadToGrad ラジアンで表された値を勾配に変換します。
RaiseExceptions
ExceptionFlags で指定された浮動小数点例外をクリアし発生させます。 RandG ガウス分布の乱数を生成します。
RandomFrom 配列からランダムに選択した要素を返します。
RandomRange 指定された範囲内の乱数整数を返します。
RoundTo "Banker's Rounding" と呼ばれる丸め方法を用いて、浮動小数点値を指定の位(10 の累乗)に丸めます。
SameValue 2 つの浮動小数点値が(ほぼ)等しいかどうかを示します。
Sec 角度の正割を計算します。
Secant 角度の正割を計算します。
SecH 角度の双曲線正割を計算します。
SetExceptionMask 例外マスクを、浮動小数点ハードウェアに設定します。32 ビット Windows に対してFPU 制御ワードを、または、64 ビット Windows に対して SSE 制御ワードを設定します。TWebBrowser、OLEDB、.NET アセンブリ、ActiveX コントロール、OpenGL といった外部コードとやり取りする場合には、大抵、例外をマスクおよびマスク解除する必要があります。
SetFPUExceptionMask Intel FPU 制御ワードに浮動小数点例外マスク TFPUExceptionMask を設定します。
SetFPURoundMode Intel X87 FPU の丸めモードを設定します。
SetPrecisionMode Intel FPU の精度制御モードを設定します。
SetRoundMode 浮動小数点演算の丸めモードを設定します。
SetSSEExceptionMask Intel SSE の MXCSR レジスタに浮動小数点例外マスク TSSEExceptionMask を設定します。
SetSSERoundMode Intel SSE の丸めモードを設定します。
Sign 数値が、正数、負数、または 0 なのかを示します。
SimpleRoundTo 対称的な算術型丸めを用いて、浮動小数点値を指定の位(10 の累乗)に丸めます。
SinCos 角度の正弦と余弦を返します。
Sinh 角度の双曲線正弦を計算します。
SLNDepreciation 資産の定額償却額を返します。
StdDev 配列に含まれている要素の標本標準偏差を返します。
Sum 配列内の要素の総和を返します。
SumInt 整数配列内の要素の総和を返します。
SumOfSquares データ配列内の値の 2 乗和を返します。
SumsAndSquares 配列内の値の総和と 2 乗和を返します。
SYDDepreciation 資産の減価償却額を計算します。
Tan X の正接を返します。
Tanh X の双曲線正接を計算します。
TotalVariance 値の配列から統計的分散を返します。
Variance データの並びから統計的な標本分散を計算します。
型
TArithmeticException 浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TArithmeticExceptionMask マスクされる浮動小数点例外の集合を指定します。
TArithmeticExceptions 処理される浮動小数点例外の集合を指定します。
TFPUException FPU 浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TFPUExceptionMask マスクされる FPU 浮動小数点例外の集合を指定します。
TFPUPrecisionMode TFPUPrecisionMode は、精度が FPU でどう処理されるかを定義します。
TFPURoundingMode FPU の浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
TPaymentTime TPaymentTime 型は,財務関数のパラメータとして使用される列挙型です。
TRoundingMode 浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
TRoundToEXRangeExtended
System.Math.RoundTo で使用可能な位(10 の累乗)の範囲を表します。
TSSEException SSE 浮動小数点例外を表す値を列挙したものです。
TSSEExceptionMask マスクされた SSE 浮動小数点例外の集合を指定します。
TSSERoundingMode SSE の浮動小数点の丸めモードを列挙したものです。
変数
NegInfinity NegInfinity は負の無限大を表します。
定数
DefaultExceptionFlags DefaultExceptionFlags: Set = [exInvalidOp,exZeroDivide..exOverflow];
exAllArithmeticExceptions exAllArithmeticExceptions: Set = [exInvalidOp..exPrecision];
MaxDouble MaxDouble: Extended = 1.798e+308;
MaxExtended MaxExtended: Extended = 1.19e+4932;
MaxExtended80 MaxExtended80: Extended = 1.19e+4932;
MaxSingle MaxSingle: Extended = 3.403e+38;
MinDouble MinDouble: Extended = 2.225e-308;
MinDoubleDenormal MinDoubleDenormal: Extended = 4.941e-324;
MinExtended MinExtended: Extended = 3.362e-4932;
MinExtended80 MinExtended80: Extended = 3.362e-4932;
MinExtended80Denormal MinExtended80Denormal: Extended = 1e-4932;
MinExtendedDenormal MinExtendedDenormal: Extended = 1e-4932;
MinSingle MinSingle: Extended = 1.175e-38;
MinSingleDenormal MinSingleDenormal: Extended = 1.401e-45;
NegativeValue NegativeValue: Integer = $FFFFFFFF;
PositiveValue PositiveValue: Integer = 1;
seAESNI seAESNI: Integer = 80ドル;
sePCLMULQDQ sePCLMULQDQ: Integer = 100ドル;
sePOPCNT sePOPCNT: Integer = 40ドル;
seSSE seSSE: Integer = 1;
seSSE2 seSSE2: Integer = 2;
seSSE3 seSSE3: Integer = 4;
seSSE41 seSSE41: Integer = 10ドル;
seSSE42 seSSE42: Integer = 20ドル;
seSSSE3 seSSSE3: Integer = 8;
ZeroValue ZeroValue: Integer = 0;