成瀬ダム工事事務所では、成瀬ダムをより広く皆様に知って頂くため、平成29年度から『成瀬ダム展望台』を設置し、2017年9月11日からは成瀬ダム展望台などお越し頂いた方へ『ダムカード』を配付しております。
成瀬ダム建設事業は、2018年5月8日にダム本体建設工事及び原石山採取工事を契約し、いよいよダム本体建設工事が始まります。
成瀬ダムは、一級河川雄物川水系支川の成瀬川に建設する多目的ダムで、洪水調節、流水の正常な機能維持、農業用水の供給、水道用水の供給、発電を目的とし、平成9年度から建設事業に着手しております。
ダムは、秋田県南東部に位置する東成瀬村に位置し、ダム型式は台形CSGダムです。ダム高は、114.5mで台形CSGダムとしては、最大の堤高となっております。
昨年度からは、ダムの位置する東成瀬村と成瀬ダム工事事務所職員で構成されるWG(ワーキンググループ)において、地域活性化に向けた取り組みについて議論が始まっています。その中では、東成瀬村の魅力である、豊かな自然がもたらす山菜や、特産品の農産物を味わうことで魅力を感じて貰うことを考えています。
その他、平成11年度に認定された「美しい星空日本一」の星空を見て頂くなど、ここでしか体験できない魅力について話し合いがされております。
今年度行う特別見学会では、ダムの特別見学の他に、東成瀬村の魅力を味わい、感じることができる内容を考えております。
平成30年度第1回目となる特別見学会は、【成瀬ダム特別見学と山菜まつり】と題し、東成瀬村の【山菜まつり】と同時開催とし、特別見学会参加者については、昼食費のみ実費負担で実施する事となりました。
現在の工事状況としては、基礎掘削や原石山の工事用道路施工など、大規模土工がメインではありますが、「ここが原石山なんだ」や「ここにダムが造られるんだ!」と言うようなことが分かって頂けると思っております。
なお、工事の状況により、見学場所が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
この他、平成30年度は、8月第4週に第2回目 成瀬ダム特別見学(ナイトツアー)と星空観察、10月第4週土曜日(27日)の予定で第3回目 成瀬ダム特別見学と東成瀬村産業祭を予定しております。
いずれの回も、ダム見学の他に東成瀬村の特産を味わい体験できる内容になるよう考えております。
詳細については、成瀬ダム工事事務所WEBページでお知らせ致します。