成瀬ダム工事事務所では、成瀬ダムをより広く皆様に知って頂くため、今年度から『成瀬ダム展望台』を設置し、9月11日からは成瀬ダム展望台などお越し頂いた方へ『ダムカード』を配付しております。
この度、10月28日に開催される第50回東成瀬村産業祭の開催に合わせ、『特別見学会』を実施する事としましたので、お知らせします。
成瀬ダムは、一級河川雄物川水系支川の成瀬川に建設する多目的ダムで、洪水調節、流水の正常な機能維持、農業用水の供給、水道用水の供給、発電を目的とし、平成9年度から建設事業に着手しております。
ダムは秋田県南東部に位置する東成瀬村に位置し、型式は台形CSGダムです。ダム高は、114.5mで台形CSGダムとしては国内最大の堤高となっております。
成瀬ダムでは平成29年度からダム本体関連工事として、ダム天端高以上の基礎掘削等に着手し、工事が本格化しております。そこで、成瀬ダムの工事の様子を間近でご覧頂く機会として、今回の『特別見学会』を企画しました。
どこが特別かと言うと、普段立ち入ることのできない"現場内"へ入り、近くで見ることができると言う部分です。
まだまだ本体工事のための準備工事が多く、大規模土工がメインではありますが、「ここが原石山なんだ」や「ここにダムが造られるんだ!」と言うようなことが分かって頂けるのではないでしょうか。
なお、工事の状況により見学場所が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
28日当日ですが、東成瀬村民体育館では東成瀬村の農産物などの特産品の販売、トークショー、抽選会なども行われます。また今回の目玉は「奥州統一!芋煮の陣」で東北4県の芋煮がいっぺんに味わえるそうです。
同じ会場内の成瀬ダムコーナーでは、成瀬ダムに関するパネル展示の他、秋田県内で配付している全ダムカードと発電所カードを1枚のパネルに納めたパネルも展示する予定です。紅葉も見頃の時期ですので、是非お越し頂ければと思います。