全国規模で実施され盛会のうちに終了した、令和6年度の「土木の日」および「くらしと土木の週間」。
この度、土木学会誌2025年5月号にて、本部および各支部の「土木の日」活動報告が掲載されました。
詳しい内容は、下記ファイルをご参照ください。
2024年度「土木の日」のご挨拶
土木の日をきっかけに、素敵な土木の風景を
今日は何の日? ラジオでは毎朝、何年の今日はこんなことがありました、と伝えてくれます。そういう出来事としての何かの日もあれば、語呂合わせで定めた日もあります。11月18日は土木の日です。漢字の土木を分解したら11と18になるからです。皆さんもうご存じですよね。重ねて土木学会の前身である工学会(現在の日本工学会)の設立記念日でもあります。土木の日の制定は1987年にさかのぼり、もう37年の歴史があります。私の土木学会入会は1989年なのですが、その頃はもちろん、かなり長い間、土木の日に何かしたという記憶がありませんでした。しかし土木のことを皆さんに知ってもらおうという活動が活発となるとともに、土木の日は年中行事として名を馳せる様になってきました。土木の日をみんなで盛り上げよう、この日をきっかけに土木のことを考えよう、知ってもらおうという活動が、本当に様々な方によって行われています。嬉しい限りです。
土木学会では11月18日から創立記念日の11月24日までを「くらしと土木の週間」として、本部および支部主催の展示会、見学会、トークなどの行事を各地で実施しています。さらに今年は土木学会創立110周年です。110周年記念事業のテーマは「土木の核とひろがり」です。このテーマのもとで二つの企画に取り組みました。一つは「土木との接点をデザインする」。すでに各地で行われている見学会のなかから、特に市民とのつながりの伝え方に特徴のあるものを「『伝わる土木、伝える土木』見学会」として紹介するとともに、土木学会選奨土木遺産や土木学会デザイン賞に選ばれた施設や空間をGoogle マップに追加して皆さんが情報にアクセスしやすくしています。もう一つの企画は「土木技術者像を描く」。20年後の世の中の大きな変化を見通しながら、産官学の若手が集中的に議論して思い描いた未来の土木の仕事とその担い手像を紹介します。11月19日に東京池袋で開催する記念式典ではこれらの成果も展示、発表します。
「この日」という旗印のもとで多様な土木への想いが各地で姿を現し、普段は意識されない「土木」が風景として皆さんの目に留まると思うと、私もワクワクします。ぜひこれらの行事をきっかけに、あなたの目で素敵な土木の風景を見つけてください。
佐々木 葉
土木学会 第112代会長
(早稲田大学 教授)
土木の日サイト:https://www.jsce.or.jp/committee/day/index.html
2024年度会長プロジェクト 土木の魅力向上特別委員会:https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/
公益社団法人土木学会(会長 佐々木葉)は、2008年より11月18日の土木の日に合わせて「土木コレクション」を開催しております。
今年は、11月21日(木)から23日(土)の期間、新宿駅西口広場で開催いたします。
今年も見どころが満載です。メインテーマは「リニア中央新幹線・東海道新幹線」、「TEC-FORCE・能登半島地震での活動状況」、「首都高速道路・日本橋区間地下化事業」、「新宿駅」と、多岐にわたる魅力的なコンテンツを公開します。
その他、貴重な映像やお子様にも楽しんでいただける展示を準備し、皆様をお待ちしております。土木コレクション2024を通して、土木の奥深さ、面白さを堪能していただければ幸いです。
また、同会場では、東京都建設局主催の「東京 橋と土木展」も開催いたします。
なお、開会にあたり、オープニングセレモニーを開催予定です。詳細が決まり次第、HPに掲載いたします。
2024年度 土木学会本部・8支部「土木の日関連行事」
土木学会(本部および全国8支部)では、2024(令和6)年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」の行事を開催いたします(詳細はリストをご参照ください)。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
11月18日の「土木の日」から続く土木学会の創立記念日である11月24日までの1週間を「くらしと土木の週間」として、
本部・全国8支部では、一般の皆様を対象とした各種イベント、活動を展開しております。
全国規模で実施され盛会のうちに終了した、令和5年度の「土木の日」および「くらしと土木の週間」。
この度、土木学会誌2024年5月号にて、本部および各支部の「土木の日」活動報告が掲載されました。
詳しい内容は、下記ファイルをご参照ください。
2023年度「土木の日」のご挨拶
11月18日は、「土木の日」です。漢字の「土」と「木」を分解すると、「十」「一」「十」「八」となることと、土木学会の前身である「工学会」の創立記念日にあたる日ということで、1987年に制定されました。この時期には、土木学会の本部と全国8つの各支部が主催し、様々な関連団体の皆様にもご協力をいただき、数多くの土木の日関連行事が開催されます。それぞれの行事が盛大に開催され、多くの方々に土木のことを身近に感じていただき、土木の魅力を向上させることができればと思います。
土木学会では、令和5年度の会長特別プロジェクトである、「土木の魅力向上プロジェクト」を現在展開中です。このプロジェクトを立ち上げた背景としては、土木工学は人々の生活に深く関係しているのにもかかわらず、社会からあまり評価されていないのではないかという問題意識があり、もっと様々な形で「土木の魅力」を発信し、世の中の皆さんに知っていただき、ひいては土木の地位向上に結び付けていきたいとの思いがあります。
今回のプロジェクトを通じて、「自分の言葉で伝える」ことの大切さを改めて実感しています。6月の定時総会の場で発表したコンセプトムービーに、土木学会会長として自らメッセージを発信しました。さらに、土木学会活動とこれまであまり関わりの無かった建設系ユーチューバーの皆さんとの対談動画に会長自らが出演するという取り組みも行いました。発信する方法や媒体についても、発信力のある方の力を借りる、また多くの方が見る媒体を選ぶなどして、様々な方に土木の魅力が伝わるよう工夫しています。
また、土木のステイタスアップを目指し、様々な分野で活躍する土木技師の凄さなどを再認識する活動も進めています。
土木の日を迎えるにあたり、土木に関わる皆さんが、「自分の言葉で」土木の魅力を様々な形で発信することで、土木工学のさらなる発展と、土木技術者の地位向上につながることを祈念します。
田中 茂義
土木学会 第111代会長
(大成建設株式会社 代表取締役会長)
土木の日サイト:https://www.jsce.or.jp/committee/day/index.html
2023年度会長プロジェクト 土木の魅力向上特別委員会:https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project/
公益社団法人土木学会(会長 田中茂義)は、2008年より11月18日の土木の日に合わせて「土木コレクション」を開催しております。
今年は、11月21日(火)から24日(金)の期間、新宿駅西口広場で開催いたします。
今年も見どころが満載です。メインテーマは「帝都復興」、「リニア中央新幹線」、「森村橋復原プロジェクト」と、多岐にわたる魅力的なコンテンツを公開します。その他、貴重な映像やお子様にも楽しんでいただける展示を準備し、皆様をお待ちしております。土木コレクション2023を通して、土木の奥深さ、面白さを堪能していただければ幸いです。
また、同会場では、東京都建設局主催の「東京 橋と土木展」も開催いたします。
なお、開会にあたり、初日の11月21日(火)12時45分から、オープニングセレモニーを開催予定です。
2023年度 土木学会本部・8支部「土木の日関連行事」
土木学会(本部および全国8支部)では、2023(令和5)年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」の行事を開催いたします。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
11月18日の「土木の日」から続く土木学会の創立記念日である11月24日までの1週間を「くらしと土木の週間」として、
本部・全国8支部では、一般の皆様を対象とした各種イベント、活動を展開しております。