長野市大字徳間にある古代遺跡 徳間博物館において、特別展『掘った!見つけた!原始・古代の三輪』を開催しています。
昨年、長野市三輪にある長野女子高等学校の校舎建替に伴い、校庭の発掘調査を実施しました。
その結果、弥生時代から古墳時代の集落跡がみつかり、約1,800年前(弥生時代後期)の赤く彩色された土器(箱清水式土器)や、装飾品である青いガラス玉などが多数発見されました。
今回の展示では、昨年度の調査でみつかった出土品の一部を、調査風景の写真パネルとともにご紹介しております。
この機会に貴重な文化財を間近でご覧いただき、あらためて地域の文化や歴史に愛着を感じていただければ幸いです。
会場 古代遺跡 徳間博物館(長野トヨペット徳間店内) 〉〉〉地図はこちらから
期間 平成25年5月18日(土曜)から平成25年7月15日(月曜・祝)まで
※(注記) 月曜日は休館(祝日は開館)
開館 10時00分から19時00分
入館料 無料
主催 古代遺跡 徳間博物館、長野市埋蔵文化財センター
お問い合わせ 長野市埋蔵文化財センター TEL 026-284-0004
古代遺跡 徳間博物館は「徳間本堂原遺跡」の発掘調査をきっかけとして当地に設立されたもので、常設展示では徳間周辺の原始・古代の遺物がご覧いただけます。特別展とあわせ、こちらも是非ご覧ください。
4月26日、5月1日、5月2日、5月10日の4日間、市内の小学生が松代地区にある国史跡 大室古墳群へ遠足に来てくれました。
実際に古墳時代の有力者が埋葬されていた石室の中に入ってみた小学生からは、「暗い」「思ったより広い」といった素朴な感想や、「どんな人が埋葬されていたの?」や「何人が埋葬されていたの?」など鋭い質問も出されていました。
大室古墳群は約500基の古墳が造られた東日本有数の古墳群です。その重要性が認められて、平成9年度に国の史跡として指定されました。
長野市教育委員会では地元の方と協力して継続的に整備をおこなっています。
エントランスゾーンでは見学していただきやすいように古墳が復元されているほか、芝生などが整備され公園としてもお楽しみいただけます。
是非みなさんもお天気の良い日にお越しください。
〉〉〉 大室古墳群についての情報はコチラ / 大室古墳群への行き方(PDF:322KB)
長野市立博物館で4月27日より企画展「考古学ノススメ」が始まりました!
今回の展示では、考古学になじみのない方に向けて、考古学ってどんなことをやっているのかな?
ということを紹介しています。
土の中から出てきたモノの「どれが古いのか、どれが新しいのか」をあてるクイズや、
石器を「どうやって使ったのか」ルーペで観察できたりします。
古代のアクセサリーの管玉(くだたま)の作り方も分かりますよ。
わずか直径2mmの玉にあなを開けた技には、本当に驚きます!
▼展示の様子
実際に本物の土器をさわることができるコーナーや土器パズルや遺跡パズル等の体験コーナーもあります!ぜひチャレンジしてみて下さいね。
他にも展示されている土器や管玉をイラストにした解説カードやカワイイしおりも用意しています。
ぜひ全部集めてみて下さいね。
◆だいやまーく期間 平成25年4月27日(土)〜6月2日(日)
◆だいやまーく会場 博物館特別展示室
◆だいやまーく入館料 常設展示室と共通
◆だいやまーくお問い合わせ 長野市立博物館 (Tel 026-284-9011)
| ◆だいやまーく日にち:2013年5月3日(金)〜2013年5月4日(土) ◆だいやまーく場所:真田宝物館内学習支援室 ◆だいやまーく参加費:無料 ◆だいやまーく申込み:不要(各日先着20人) ◆だいやまーく対象:小学生以下 ◆だいやまーくお問い合わせ:真田宝物館026-278-2801 |
牛乳パックから紙をすいて、はがきや短冊などをつくってみよう。
|
日にち:2013年3月29日(金)
|
弘化4年5月8日(旧暦3月24日)、長野盆地の西部を震源とする大地震が北信濃を襲った。この地震は一般的に「善光寺地震」と呼ばれ、長野県下で発生した地震の中でも最大規模の地震です。
今回の展示では、大規模災害に対し、地震後の人びとの復興に着目し、当時の人びとが震災からどのように立ち上がったのか、その姿を追ってみます。
■しかく展示期間 2013年3月6日(水)〜2013年6月3日(月)
■しかくギャラリートーク 3月6日(水)・9日(土)10時から
■しかく講演会 「飯山からみた善光寺地震」 長瀬 哲 氏(飯山市教育長)
日時:3月16日(土) 午後1時30分から午後3時00分まで
場所:松代公民館 1階 講義室1
申込み不要
聴講無料
■しかくお問い合わせ 真田宝物館 TEL 026-278-2801
3月3日日曜日午後2時から、三輪公民館3階大ホールにて、長野女子高校校庭遺跡の発掘調査報告会を行いました。当日は約60名の方々にご参加いただき、周辺遺跡の紹介や今回の発掘調査での成果について、調査担当者よりスライドを使いながらお話しさせていただきました。
報告会終了後には、三輪公民館1階談話室で開催中の速報展について、専門員による展示解説を行いました。長野女子高校校庭遺跡から出土した弥生時代の土器やアクセサリーについて説明をさせていただき、参加者の方の熱心に耳を傾けられる姿や、興味深そうに展示品を見つめる姿も見受けられました。
長野女子高校校庭遺跡の発掘調査では、三輪地区の方々に実際の発掘作業に参加して頂きました。現場での作業が終わってから9ヶ月ほど経ちましたが、今回地元での報告会ということで久しぶりの再会もでき、懐かしかったです。
参加者の皆様、お忙しい中お越しいただきまして、ありがとうございました。
| ▼報告会の様子 |
| ▼展示解説の様子 |