2012年8月20日月曜日

原付二輪EV化(14)

その後、N原さんから以下のレポートが届きましたので、転記しておきます。


途中で製作を中断しておりました電圧電流計が ようやく完成しましたので、簡単にご報告を。

先日、追加注文したマイコンが到着しました。 で、早速組み込んで動かしたところ、どーも動きがおかしい・・・
アレコレ悩んでいろいろ調べたところ、どうや らマイコン以外の制御用ICのひとつが壊れていたようです。
で、こちらも新しいものを調達(こちらは札幌 市内でも手に入るものですのですぐ入手できました)。 その後回路の設計ミスやプログラムの不具合な ど調整し、ようやく完成しました。

小さいデジタルメーターのほうが手元表示用のものです。 上が電圧、下が電流の値を表示してます。
もうひとつの大きいパネルが、「デガデジメーター」です。 同じく上が電圧、下が電流、一番上には電流の値に応じて変化するレベルゲージを作りまし た。 レベルゲージはチョット明るさが足りないようで、思ったような表示にはならなかったです。

ともかくもこれで、今後何かの展示ではこれらが活躍するかもしれません。 あとは、モーターの取り付けや駆動方法の検討、ですかね。

すばらしいですね!
ありがとうございます、N原さん。

電気は目に見えないですから、こういう「見える化」による分かりやすさは重要ですよね。

なかなか改造に時間がとれず滞ってますが、バイクを走れるようにする改造も進めたいです。

これからもご協力をお願いします!

つづく

2012年8月14日火曜日

旭川市のコンバートEV

久しぶりにコンバートEV の事例紹介です。

北海道新聞で紹介されていた、旭川市の企業「旭ダンケ」さんのコンバートEVです。
昨年12月に完成し、既に社用車として半年ほど活用されているとのこと
  • http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/389994.html


  • ベースはホンダのアクティバン。
    リチウムイオン電池を使い、航続可能距離は120km程度で、高速道路での走行も可能と、実用レベルに仕上げられている。

    改造を通じていろいろな技術検証をするのが目的とのことで、コンバートEVはあくまでもその手段だということみたいですね。





    2012年7月29日日曜日

    「環境広場さっぽろ2012」出展

    27日~29日に開催されていた「環境広場さっぽろ2012」に出展してまいりました。

    私たち北海道コンバートEV 普及研究会は、NPO法人「ひまわりの種の会」さんのブースを間借りして、展示を行いました。
    以前ご紹介した「アポロDCスタンド」のピーターさんと合同で、「家庭からはじめる手作りエネルギーチェンジ」をテーマに、
    • 創エネ=「アポロDCスタンド」で太陽光発電により、エネルギーを作り出す
    • 替エネ=コンバートEVで、ガソリンエネルギーから電気エネルギーに切り替える
    • 活エネ=自分で作ったエネルギーをいろんな形で活用する
    という内容の展示を行いました。
    イメージとしてはこんな感じ。(PDFファイル
    太陽光パネルで手作りした電気で、これまた手作りで電動化したバイクを動かしましょう、というストーリーです。

    2012年7月28日土曜日

    原付二輪車のEV 化(13)

    ついに動きました!

    と言っても、かろうじて後輪が回る程度なんですが、とにかく動きました。
    感動です!
    写真ではよく分からないですが、後輪が回ってます。

    ちなみに場所は「環境広場さっぽろ2012」の会場内です。
    予想通り開催までには間に合わず、展示ブースの中で組み立て作業を行いました。

    こんな感じで、モーターをフレームに仮止めしています。

    あと、実はスプロケットをモーターシャフトに強引にはめ込んでいるだけなので、しばらく回転させてると、ポロっと外れて落ちてしまうような張りぼて状態です。

    この短期間では、ここまでで精一杯でした。
    いや、この短期間でここまでよくやった、と言えるでしょう。
    これも、N原さんが頑張ってくれたおかげです!

    で、ブースでの展示の様子はこんな感じになりました。

    手書きのポップがいかにも急ごしらえな感じですね。

    関心を示してくれたお客さんの反応は大まかに次の3パターンに分かれました。
    1. 目から鱗タイプ:こんな風に自分で電動化の改造をするなんて想像もしなかった。驚いた。
    2. DIYタイプ:自分でも電動化をやってみたい(と思ってた)。
    3. ビジネスマンタイプ:これって商売になるの?(または商売にしてみたい)。
    1と2は年配の方に多く、特に2は農家の方が多かったように思います。
    やはり農家さんはDIY精神が旺盛なのでしょうか?


    さて、今後はこのバイクを公道で走れるようにするために、きちんと駆動部分を作りこんでいく必要があります。

    ここからはメカニックの出番です。
    技術をお持ちの方にご協力をいただきたいと思ってます。

    お手伝いしてくださる方は大歓迎ですよ!

    つづく

    2012年7月24日火曜日

    原付二輪車のEV 化(12)

    引き続きN原さんからの進捗報告を掲載いたします。


    さてさて、昨日バッテリーも無事届きましたので、本日は早速動作確認を。

    ・・・の前に、昨日破壊してしまったアウトレット端子部分の修理を。

    ちょうど良い、黒いねじがありましたので、こいつでさくっと取り付け。
    うん、良い出来ですね。
    最初っからこうしておいて欲しかった・・・

    で、アウトレットコードはまだちゃんとしたものを調達してませんが、とりあえず写真のような感じで配線。
    いざ、バッテリーの鍵をONにしてみます。
    すると・・・

    2012年7月23日月曜日

    原付二輪車のEV 化(11)

    引き続きN原さんからの進捗報告を掲載いたします。

    バッテリー、きた〜〜!!


    発送が遅れていたバッテリーですが、なぜか早々に届きました。
    今日の日中に届いたようです。

    で、早速充電を、と思ったのですが、どうやら親切に(?)充電済みで送ってきました。
    (途中でショートしたらどうするんでしょうねぇ・・・)

    相変わらずの簡易包装で(あまりにもひどかったのですが写真撮り忘れました)、説明書もなし。
    本体には中国語でいろいろ書いてありますが、・・・読めませんorz

    ところで、いくら探しても、アウトレットコードが入っていません!!
    どうやって使えばいいのでしょう?

    2012年7月22日日曜日

    原付二輪車のEV 化(10)

    作業を引き継いだN原さんからの進捗報告を掲載します。
    着々と進んでいます。

    本日丸一日かけて、原チャリEVの電気配線を実施しました。

    モーターとバイクを並べてみると、意外と小さいことが良くわかります。

    スロットルレバーは思ったよりも簡単に外れました。
    今回手配したスロットルコントローラーを取り付けると、意外とジャストフィット。

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