G.I.ネヴェリスコイ記念文化センター(2017年07月13日)

ネベリスクの都心部を訪ねると、やや小さめで典雅なレーニン像が建っていて、一面が石畳風に整えられ、鮮やかな花壇も多く設えられた広場が在ります。広場は、4月から整備工事が始まって、6月末までに竣工したものです。

辺りには地区行政府の庁舎、歴史郷土博物館、図書館等が在ります。

↓その広場辺りで一際目立つ建物がこれです。
G.I.ネヴェリスコイ記念文化センター.JPG
↑G.I.ネヴェリスコイ記念文化センターです。竣工した広場に据えられた花壇の鮮やかさと相俟って、建物の見栄えが増したように思います。

画は、<第10回 友好都市経済交流促進会議>に臨む稚内市代表団が、ネベリスク地区行政府の皆さんの御案内で、会議会場となった館内へ向かう時の様子です。ネベリスク市の皆さんは、何かの催事で稚内関係者が訪ねると、何時も非常に温かく迎えて下さいます。

G.I.ネヴェリスコイ記念文化センターの2階には<カンファレンスホール>が在り、40人や50人の会議や、もう少し規模が大きなセミナー等を催すことが出来ます。

このG.I.ネヴェリスコイ記念文化センターがオープンしたばかりだった2011年にも、<カンファレンスホール>で<第4回 友好都市経済交流促進会議>が催されたことが在りましたが、今回が2回目です。

そして1階には<コンサートホール>が在り、様々なステージ発表を催すことが出来ます。色々なアーティストの地方公演の会場にもなっているホールです。

稚内代表団が訪れたこの日、<ネベリスク・稚内友好都市45年記念コンサート 『友好と協力の45年』>が催されました。

G.I.ネヴェリスコイ記念文化センターの建物の南側は、「ネベリスク地区児童生徒芸術学校」が使用するスペースになっています。児童生徒の課外活動として取り組まれる、音楽や舞踊や、絵画などの制作が行われているのが"芸術学校"です。この"芸術学校"で学ぶ児童生徒を稚内に招聘し、公演を催した経過も在るのですが、何時もレベルの高さに瞠目します。今般、<ネベリスク・稚内友好都市45年記念コンサート 『友好と協力の45年』>でも、芸術学校の生徒の皆さんが歌や踊りを披露してくれました。

この他、G.I.ネヴェリスコイ記念文化センターの館内には、写真や絵等を展示するようなことに供される場所も在ります。

↓ロシア語によるG.I.ネヴェリスコイ記念文化センターのウェブサイト
>>МБУК «Районный дом культуры им. Г.И. Невельского»

このG.I.ネヴェリスコイ記念文化センターは、催事会場であると同時に、"芸術学校"が建物の一部を日常的に利用していて、正しく「地域の文化活動の"センター"」という趣です。

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