よりクリーンで省エネルギーな給湯システムが望まれる中、安全性や必要給湯量の確保はもちろん、ランニングコストをいかに抑えるかということも重要です。電気式給湯システムは、高効率であり、メンテナンスが簡単で機器も長持ちするなど、総合的なコスト低減を図ることができるうえ、空気も汚さず環境に優しいシステムです。また、安定した給湯温度でいつでも必要なお湯が使え、幅広い用途に対応可能です。
電気式給湯システムは、近年、高効率化が進みエネルギー使用量が削減できるため、コスト低減が可能です。
立ち消えの心配がなく、排気が無いので空気を汚しません。
いつでもたっぷりなお湯を供給できます。
業務用エコキュートは、「環境性」「経済性」に優れ、まさに時代の要請にマッチした給湯システムです。
冷媒のオゾン破壊係数ゼ口、地球温暖化係数1(フロン系冷媒の約1/1,700)のCO2冷媒を使用しています。
ヒートポンプ方式のため、エネルギー消費効率(COP)が高くCO2の排出を大幅に削減することができます。
「1」の電気エネルギーで「3以上」の熱エネルギーが得られるヒートポンプ方式を利用してお湯を沸かすため、エネルギーコストを大幅に削減することができます。
業務用エコキュー卜は、CO2冷媒による高い加熱能力によって、90°C高温沸き上げを実現しました。
大気中の熱エネルギーを利用する高効率「ヒートポンプ」を利用することで、従来の燃焼式では難しかった環境性を実現、さらには、安全性経済性も両立。
火を使わないので火災の心配もなく、煙やCO2などを排出しないため地球環境にやさしく、しかも機械室を汚すことなくクリーンな環境を保ちます。
大気熱を利用するヒートポンプ方式は効率よく少ないエネルギーでお湯を沸かすことができ省エネ効果を発揮.また全自動運転なので運転管理者が不要で維持管理費なども低減し、省力化が図れます。
燃焼式とは違い、立ち消えや、燃料切れの心配もなく、いつでも安全で安心なお湯が使えます。
炎や排気ガスが出ないので空気を汚さず、臭いもありません。
貯湯には大型温水器方式や汎用型温水器複数台方式など、ご使用になる施設の設置状況によって選べ、使いたいときにいつでもたっぷりのお湯を供給いたします。
業務用ヒートポンプ給湯機は、優れた省エネ性と経済性により導入が広がっています。また、曜日、季節によってお湯の使用量が大幅に異なる場合や、設置スペースやイニシャルコストなどの制約により、すべてのお湯を業務用ヒートポンプ給湯器で賄えない場合には「ハイブリッド給湯システム」の採用が増えています。
空気熱など再利用可能エネルギー※(注記)を利用してお湯を沸かす高効率機器であり、優れた省エネルギー性と経済性を発揮します。
※(注記)日本では、「エネルギー供給構造高度化」により、非化石エネルギー源等の利用を促しています。
同法の中で、ヒートポンプが利用する空気熱、地中熱、河川熱等が太陽光等と同様に再生可能エネルギーであると定義されています。
ハイブリッド給湯システムに関する特許は、(株)日本サーモエナーが複数取得しています。一部の電力会社※(注記)は、(株)日本サーモエナーとの契約により、各社に通常実施権(無償)を付与する権限を保有しています。ハイブリッド給湯システムを設計・施行する際には、採用予定メーカー、設計・施工業者に特許ライセンスの有無をご確認いただくか、電力会社にご相談ください。
※(注記)北海道電力、東北電力、東京電力HD、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を指します。