宝暦6年(1756) (埼玉県立博物館提供)
[画像:岐蘇路安見絵図(桑楊編)の画像]
-本庄宿〜新町宿-
この「安見絵図」は横15.8cm、縦11cmの横綴じの本で、その前書きに「岐蘇路を委く記せる書は、貝原先生の木曽路の記と、千鐘堂の木曽懐宝鑑の両書のみ也。今此二書によって誤りを正し、もれたるを益し、なおまた見安からんが為に、宿より宿の間を一紙の一ト面に絵図に顕し、題して木曽路安見絵図と号するのみ。桑楊編」とあるように、見開き両面に各宿間の道筋を絵や文にして紹介し、見安いようにしたもので、そのために「安見絵図」とよばれています。 この絵図では、上里町域の中山道筋を石神村〜金久保村そして勅使河原村ではなく勝場宿村として紹介しています。
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