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お知らせ

世界初の中性子線照射による藻類の品種改良技術の確立に貢献

2024年09月02日

住重アテックス株式会社(本社:愛媛県西条市、代表取締役社長:権田勲、以下「アテックス」、旧社名:住重試験検査株式会社)の高エネルギーによる中性子照射試験が、世界初となる中性子線照射による藻類の品種改良技術の確立に貢献しました。

今回の試験に用いられた中性子照射は、愛媛県西条市にあるアテックスの施設で、住友重機械工業株式会社 産業機器事業部が製造した加速器を活用して行われました。中性子線は、物質を透過しやすいと同時に核反応により物質の特性を変える特徴があることが知られていますが、今回の研究成果はこれらの中性子線の特徴を活かしたものになります。

詳細は、日本電信電話株式会社のプレリリースをご覧ください。
世界初、中性子線照射による藻類の品種改良技術を確立〜バイオ燃料原料の油脂生成量を最大1.3倍に増加させることに成功〜

日本電信電話株式会社等が2016年に発表した「ソフトエラー試験(注記)」でも、アテックスの装置を用いて中性子による技術開発を進められた経緯があり、今回もご利用いただきました。

アテックスは、放射線利用サービスと検査診断サービスによる社会への貢献を目的とし、顧客価値の創造、光る技術の創出、絶え間なき変革努力を経営理念としています。
今後も事業をとおして、社会貢献を続けていくとともに、さらなる技術・サービスの向上を目指します。

(注記) 2016年12月19日 日本電信電話株式会社によるプレリリース
宇宙線に起因する電子機器の誤動作「ソフトエラー」を再現させる「ソフトエラー試験サービス」を開始 〜小型の加速器中性子源を用いたサービスを実用化 高度な電子機器のさらなる信頼性向上に貢献〜

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