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大団結集会

この公共広告は、SAGA2024(2024年に佐賀県で開かれる国スポ・全障スポの愛称)に向け、県民のスポーツに対する機運を高めるためのキャンペーンです。今回は、SAGA2024の成功に向けて関係者が気持ちを一つにした大団結集会の様子を紹介します。

気持ち一つに大会の成功を

サガンティアや市町、競技団体の関係者などが、本番の成功に向けて気持ちを高めたSAGA2024大団結集会=3月9日、SAGAアリーナ

ユニホームや炬火トーチお披露目

3月9日、佐賀市のSAGAアリーナ。佐賀のスポーツ、エンタメシーンの発信地としてすっかり浸透してきたこの場所に、大会の関係者やボランティアなど約2600人が集った。SAGA2024の成功に向けて機運を高める大団結集会。オープニングのあいさつで、山口祥義知事はこう訴えた。「一人一人のアイデア、行動が大会を作り上げる」

「国体」から「国スポ」へと模様替えする節目の今大会。開会式の選手入場スタイルの変更やナイトゲームの開催、競技のオンライン配信などさまざまな取り組みが予定されている。この日のイベントでは、メダルや炬火(きょか)トーチ、スタッフユニホームなどがお披露目され、佐賀から始まる新しい大会の全貌が少しずつ明らかになってきている。

メダル、記念品

肥前びーどろがはめ込まれた八角形のメダル

国スポの正式競技、全障スポの正式競技・オープン競技の1〜3位までに金、銀、銅メダルが贈られる。直径は8センチで、SAGA2024をきっかけに新たなスポーツ文化が広がっていくよう願いが込められた末広がりの八角形。表面のSAGA2024の「0」の部分には、見る角度によって色が変わる新技術を用いた「肥前びーどろ」の細工がはめ込まれている。選手だけでなく、全障スポで選手と共に戦う伴走者らにも同じメダルがプレゼントされる。

国スポ正式競技の4〜8位の入賞者に贈られる記念品は、直径約10センチの磁器製の白いメダルで、皿としても使用できる。参加章・記念章は直径4・6センチの伊万里・有田焼製のバッジ。「麻の葉」がデザインされた参加章は国スポ、全障スポに参加する選手と競技役員、「七宝紋」の模様があしらわれた記念章は、デモスポやオープン競技の参加者、競技補助員などの大会協力者に配布される。

炬火トーチ

佐賀県出身のデザイナー・吉岡徳仁さんが手がけたガラス製の炬火トーチ


東京オリンピックで桜をモチーフにした聖火トーチを手がけた佐賀県出身のデザイナー・吉岡徳仁さんが制作した。炬火トーチはガラス製で約70センチ。二重構造で持ち手部分に熱が伝わりにくい仕組みになっており、中心部分には燃料を入れるタンクを備えている。吉岡さんはビデオメッセージで、「国民スポーツ大会に生まれ変わるということで、私も世界に類を見ないような新しいものに挑戦したいと思ってデザインした」と述べ、「皆さんの心を揺さぶる、躍動感のある焱にしたいと思って透明なガラスのトーチにした」と狙いを語った。

スタッフユニホーム

襷をイメージしたデザインで、ラインカラーで役割の違いが分かるスタッフユニホーム

SAGA2024の基調色である黒がベースで、半袖パーカー、ポロシャツ、Tシャツ、ベースボールタイプを製作。大会のイメージソング「Batons〜キミの夢が叶う時〜」のタイトルにある「Baton(バトン)」を未来へつなぐというコンセプトをヒントに、「襷」をイメージしたデザインとなっている。襷の色によって役割を識別できるようになっている。役割は、【グリーン】運営サポーター等【レッド】医療・救護員【グレー】情報保障サポーター【ピンク】選手団サポーター【パープル】競技役員【オレンジ】競技補助員【ホワイト】市町動員職員等【ブルー】実施本部員。

この日のイベントでは、佐賀学園高校と佐賀北高校の吹奏楽部による記念演奏、県内の7つのチームによる息の合ったダンスもムードを盛り上げた。スポーツをするだけでなく、見る人や支える人も主役になれる大会に向け、着々と準備が進んでいる。

大団結集会

SAGA2024をつくり上げる関係者が一堂に集い、気持ちを一つにしてボルテージを高めようと開かれ、大会を支えるボランティア「サガンティア」や市町、競技団体の関係者など約2600人が参加した。スタッフユニホームやメダル、炬火トーチのお披露目をはじめ、「Batons(バトンズ)〜キミの夢が叶う時〜」の吹奏楽演奏やダンスパフォーマンス、和太鼓演奏、SAGA2024アスリート応援サウンド(Wow!!)の披露も行われた。

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