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名店の味を受け継ぎつつ、独自にアレンジした唯一無二の一杯 「佐賀辛味噌らーめん専門店 やかべ」がオープン 佐賀市

2023年12月15日

< 佐賀辛味噌らーめん専門店 やかべ >

卵をスープに溶かすとまろやかな味わいも楽しめる「佐賀月見辛味噌らーめん」(1050円)。みそや赤いたれの量は選べるので、お気に入りの組み合わせを探してみて

佐賀県では珍しいみそラーメン店「佐賀辛味噌(みそ)らーめん専門店 やかべ」が11月、佐賀市鍋島町にオープンしました。福岡市南区の人気店「らーめん はや川」創業者の早川友彬さんが監修した本格派のみそラーメンが、多くのラーメン通の舌をうならせています。

もともとラーメン好きで「はや川」のファンだった店主の矢ヶ部由佳さんが、早川さんに監修を打診したのがオープンのきっかけ。「はや川」のみそラーメンを地元の食材を使って佐賀の人の口に合うようにアレンジし、"辛さ"というオリジナルの要素を加え、看板メニューの「佐賀辛味噌らーめん」が生まれました。

「辛」と大きく書かれた赤い文字が目を引く外観。洋食店「kassai」の隣にある
清潔感のある店内には、カウンターと小上がりのテーブル席を用意

ラーメンのだしには豚骨や鶏ガラなど数種類の食材を使い、余分な脂やアクを丁寧に取り除きながら長時間じっくりと煮込みます。スープの決め手となるみそだれは、「丸秀醤油(しょうゆ)」(佐賀市高木瀬)の米みそと麦みそ、長野県産の信州みそとこうじみそ、愛知県産の八丁みそなど、厳選した4種類以上のみそとオリジナルのスパイスをブレンド。スープと合わせれば、風味とコクが豊かな濃厚みそラーメンが完成します。「佐賀辛味噌らーめん」には、唐辛子をベースにサンショウなど数種類のスパイスを調合し、数日間寝かせた特製の赤いたれをトッピング。スープに溶かせば、食欲をそそるピリッとした辛味と、より深いうまみを与えます。スープに合わせる麺は、大分市の「ヤマナミ製麺所」に特注。中細のちぢれ麺と太い平麺という2種類の麺を組み合わせることで、食感にアクセントが生まれ最後まで飽きさせません。スープと一緒に煮込んだ豚バラ肉やキャベツ、モヤシ、ニラなど、具材もボリューム満点で大満足間違いなし。辛いものが苦手な人には「味噌らーめん」(850円)もあります。

ショウガの風味が豚バラ肉のうまみを引き立てる「豚バラ丼」(450円)。店主の娘が作った県産米を、ガス釜で炊いたご飯もおいしいと好評

この店がコンセプトとして掲げているのは、"ごはんに合うラーメン"。店主が「ぜひラーメンと一緒に味わってほしい」とイチ押しするのが「豚バラ丼」です。煮込んだ豚バラ肉をご飯にトッピングし、こだわりのしょうゆを使ったショウガだれで味わう丼は、さっぱりとした味わいでラーメンとの相性も抜群。途中でラーメンのスープをかけて味変するのもおすすめだとか。

「自分が好きだった早川さんのみそラーメンを、佐賀のみなさんにも味わってほしい」と話す矢ヶ部さん。名店の味を受け継ぎつつ新たなスタイルにチャレンジした「佐賀辛味噌らーめん」は、豚骨ラーメンが主流の佐賀でも多くの支持を集めそうです。(久保禎一)

店主の矢ヶ部由佳さん(右)と娘の妃希さん。「『佐賀辛味噌らーめん』は、試行錯誤を繰り返して生み出した自信作。辛さは調整できるので、辛いものが苦手な方もぜひ一度味わってほしいです」

DATA

住/佐賀市鍋島町3-9-4
営/11:20-20:00
休/水曜 (注記)変更あり
P/4
IG/sagakaramisoramen

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