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ページID:96011更新日:2022年3月28日
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北アメリカ原産、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニアに分布するウリ科の一年生草本で、生育速度が非常に速いつる性植物です。長さ数〜10数mになり、群生することが多いです。
主に荒地、河川敷、路傍、原野、畑地、樹園地、造林地などに生育します。開花期は8〜10月で1株当たり400〜500個の種子をつけます。
アレチウリが大量にある場所では、他の植物がほとんど生育しないなど河川の固有種と競合や駆逐の恐れがあります。
平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則禁止されました。
[画像:アレチウリ]
1年草であるため、結実前の抜き取りが効率的です。引き抜いたものは丈夫な袋に入れ、しっかりと口を縛って腐らせる、又は、2〜3日天日にさらして枯死させる等した後で、速やかに各自治体のゴミの分別方法に従って処分してください。
アレチウリは、法律で栽培が禁止されている植物です。違反すると、個人の場合は、最大で300万円以下の罰金、若しくは3年以下の懲役、企業等法人の場合は最大で1億円以下の罰金が科せられます。
富士山科学研究所が2015年及び2016年に調査したアレチウリの県内の分布状況は、次のとおりです。
アレチウリの生態や駆除する際の注意点をまとめたリーフレットを作成しましたので、ダウンロードや印刷して御活用ください。