このサイトではJavaScriptを使用したコンテンツ・機能を提供しています。JavaScriptを有効にするとご利用いただけます。
ページID:96013更新日:2020年8月12日
ここから本文です。
ヨーロッパ原産の1〜2年草で、主に農地、牧草地、路肩、荒地、原野などに生育します。繁殖期は、7〜10月。高さ50〜100cm、全体にわたり鋭い刺を持つひれがあります。葉の上面は緑色で硬い短毛があり、下面は綿毛が多く白色です。花は枝の上に1〜3個つき、花の色は淡紅紫色で、果実は灰白色で長さ3mmです。
自然度の高い地域に侵入し、在来種と競合します。
環境省が作成した「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」でその他の総合対策外来種に指定されています。
在来種のアザミとの見分け方ですが、アメリカオニアザミは茎だけでなく葉や花下部にも棘があります。また、ノアザミと違い横向きか上向きに花を咲かせます。
アメリカオニアザミは、根が残っていると翌年また生えてきますので、スコップなどで根ごと駆除してください。また、アメリカオニアザミは、棘を有していますので駆除を行う場合は、素手で触らず、厚手の手袋や皮手袋を着用してください。綿毛で種をとばして繁殖するため、袋に入れ、速やかに各自治体のゴミの分別方法に従って処分してください。