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トップページ > 教育委員会トップ > 広報・広聴 > 広報 > 教職員向け広報紙「県教委だより」 > 県教委だより第734号(令和5年5月22日発行)
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ページ番号:233937
掲載日:2024年12月23日
令和4年度に、県教育委員会が懲戒処分をした件数は29件と、依然として不祥事が後を絶たない状況です。
この状況を重く受け止め、令和5年5月19日に、県教育長から県民の皆様に向けてメッセージを発信しました。
(「教育長メッセージ」は、県教育委員会ホームページ「不祥事根絶ポータルサイト」にも掲載されています。)
【問合せ】総務課 訟務・コンプライアンス担当(電話:048-830-6713)
平成30年7月に策定した「不祥事根絶アクションプログラム」(教職員による不祥事の根絶を目指して行う施策を網羅したもの)について改訂を行いました。改訂したプログラムには、不祥事を起こすまでの心理状態や背景の分析を行い、分析結果を研修内容等へ反映する取組や、教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律に関連する取組等が盛り込まれています。
今後も県教育委員会では、不祥事根絶アクションプログラムに掲げた様々な取組を行い、より一層強力に不祥事根絶に取組んでまいります。
(「不祥事根絶アクションプログラム」は、県教育委員会ホームページ「不祥事根絶ポータルサイト」に掲載されています。)
【問合せ】総務課 訟務・コンプライアンス担当(電話:048-830-6713)
埼玉県教育委員会では、「埼玉県教育振興基本計画」(第3期計画期間:令和元年度〜令和5年度)を実現するため、各年度における重点的な取組を「埼玉県教育行政重点施策」として策定しています。
第3期埼玉県教育振興基本計画の最終年度に当たる令和5年度の重点施策では、第3期計画に掲げる155の主な取組から「指標達成に向けて、重点的に取り組む必要があるもの」などの視点で、30の「重点的な取組」を選定しています。
令和5年度埼玉県教育行政重点施策
ここでは、30の「重点的な取組」から三つの取組を紹介します。
一つ目の、重点項目I.2「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善の推進」では、今年度新たに県立高校12校をモデル校として指定し、教科等を横断した効果的なカリキュラム・マネジメントの研究・実践や、研究機関等と連携したより専門的な学びを実施していきます。また、探究活動や地域との連携をコーディネートできる教員を育成するための研修を実施することで、探究活動を推進し、生徒の思考力・判断力・表現力等を育成していきます。その他、児童生徒を「持続可能な社会の創り手」として育成するため、市町村と連携してモデル校を指定し、SDGsのテーマに基づく教育課程の研究・実践を進めていきます。
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主体的・対話的で深い学びの推進(左:小学校、右:高等学校)
二つ目の、重点項目II.10「性の多様性の尊重等、様々な人権課題に対応した教育の充実」では、性的指向・性自認に関する悩みを抱える県立学校に通う児童生徒が、安心して学校生活を送れるよう、外部専門機関と連携した学校相談体制を充実させます。また、性の多様性配慮取組シートの作成・活用により、各学校が自校の取組状況の改善を図れるようにしていきます。
三つ目の、重点項目VI.21「学校における働き方改革の推進」では、学校の執務環境を整備し、教職員の負担軽減を図るため、県立学校176校にペーパーレス支援ソフトなどのデジタルツールを導入していきます。
県教育委員会では、これらの取組を進めることで、本県教育の振興・充実を図ってまいりますので、教職員の皆様も計画の実現に向けて力を結集してくださるよう、お願いいたします。
なお、重点施策や第3期埼玉県教育振興基本計画は、「埼玉県教育行政重点施策」のページに掲載していますので、ぜひ御覧ください。
【問合せ】教育政策課 政策担当(電話:048-830-6990)
県教育委員会では、県民の方々に多様な学習機会を提供するため、夏季や冬季の長期休業中に、学校の特色や教員の特技を生かした「県立学校等公開講座」の実施を推進しています。
ぜひ各学校の特色や先生方の特技(技術)を生かした公開講座の実施を御検討ください。
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「夏のお楽しみ化学実験」講座の様子(坂戸高等学校) 「テラコッタ粘土で作るペーパーウェイト」講座の様子(久喜高等学校)
【講座例】ものづくり教室、科学教室、外国語講座等
【HP】『県立学校等公開講座』 https://www.pref.saitama.lg.jp/f2215/station/kokaikouza.html
講座実施にあたっては、3密の回避(換気、社会的距離の確保等)、感染症対策(発熱など症状がある方の制限、手洗いや手指消毒の徹底等)をお願いいたします。また、新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては、中止をお願いする場合があります。あらかじめ御了承ください。
【問合せ】生涯学習推進課 社会教育・家庭教育支援担当(電話:048-830-6920)
埼玉県教育委員会では、教科書の発行に関する臨時措置法第5条に基づき、令和5年度における教科書展示会を下記のとおり開催します。この展示会は、教職員の教科書研究のほか、県民の方々に教科書に対する理解を深めていただくことを目的として行うものです。
※(注記)開催日時は会場によって異なります。また、会場が変更になることもあります。詳しくは、義務教育指導課のウェブページ(5月中旬更新予定)で御確認ください。
| 【小・中・高・特別支援学校用教科書の展示】 |
1県立総合教育センター 2さいたま市立中央図書館 3川越市立教育センター |
|---|---|
|
【小・中・高等学校用教科書の展示】 |
4さいたま市立教育研究所 5さいたま市立大宮小学校 6飯能市立飯能第一小学校 7秩父市歴史文化伝承館 8熊谷市立熊谷西小学校 9春日部市立春日部中学校 |
| 【小・中学校用教科書の展示】 |
10川口市立教育研究所 11草加市立中央図書館 12戸田市立教育センター 13和光市中央公民館 14新座市立中央公民館 15北本市文化センター 16上尾市文化センター 17三芳町役場 18坂戸市立教育センター 19所沢市立教育センター 20東松山市立松山第一小学校 21本庄市立図書館 22深谷市立教育研究所 23羽生市立羽生北小学校 24鷲宮中央コミュニティセンター 25蓮田市立平野中学校 26越谷市教育センター 27三郷市立瑞沼市民センター |
【問合せ】義務教育指導課 教科書担当(電話:048-830-6746)
授業、生活指導、進路指導などで即活用できる消費者教育に役立つ最新情報の提供、授業例の実践報告、アクティブラーニング型学習教材の紹介などを行う実践的なセミナーを開催します。教科に関わらず役立つ消費者教育の知識・視点について理解を深めることができます。全講座無料で、1コマから受講講座を選べます。
※(注記)8月1日(火曜日)は1日通しての参加のみの受付になります。
5月15日(月曜日)以降、次ページの2次元コードにアクセスしていただき内容をご確認ください。
テーマ(内容)
※(注記)テーマ・内容は現時点のものです
講師7月24日
(月曜日)
10時00分〜16時30分
<金融経済>
会場:埼玉会館3C会議室
(1)10時00分〜12時00分
県立高校学際的な学び推進事業
「学・SAITAMAプロジェクト」紹介
金融授業『知っているだけで未来が変わる!?
中高生のための金融リテラシー力』
(2)13時00分〜14時30分
社会に出る前に知っておきたい!働く時の基礎知識
(3)15時00分〜16時30分
新NISAはどこが変わる?押さえておきたいポイント(1) ・埼玉県高校教育指導課
・アクサ生命保険(株)
(2) 社会保険労務士
熊谷 一郎 氏
(3) 埼玉県金融広報
アドバイザー
嶋田 哲裕 氏7月25日
(火曜日)
10時00分〜16時30分<成年年齢引下げ・ネットトラブル>
会場:埼玉会館3C会議室
(1)10時00分〜12時00分
主権者教育×消費者教育
〜教科横断的な視点から18歳成年を考える〜
(2)13時00分〜14時30分
ネット上のコミュニケーションツールとの適切な付き合い方
〜最新情報をお伝えします!〜
(3)15時00分〜16時30分
スマホ・タブレットの情報セキュリティの管理
〜Z世代の学生が端末を適切に使うために〜(1) 埼玉県立蓮田松韻高等学校
教諭 池垣 陽子 氏
小林 昭宏 氏
(2)・(3)
(一財)草の根サイバー7月26日
(水曜日)
10時00分〜16時30分<金融経済・製品安全・食>
会場:埼玉会館3C会議室
(1)10時00分〜11時30分
クレジットカードの仕組みについて
〜新指導要領実施に対応した教える際のポイントを解説!〜
(2)12時30分〜14時00分
知っておきたい身近に潜む製品事故
〜購入・使用するときに気を付けたいポイント〜
(3)14時30分〜16時30分
食の情報、鵜呑みにして大丈夫?
〜広告メディアの情報に惑わされない力を養う〜(1) (一社)日本クレジット協会
松村 英明 氏
(2)(独法)製品評価技術基盤機構
事故調査課長 矢代 勲 氏
(3) 群馬大学 名誉教授
食品の広告問題研究会 主宰
高橋 久仁子 氏7月28日
(金曜日)
10時00分〜16時30分<金融経済・子どもの貧困・法>
会場:埼玉会館3C会議室
(1)10時00分〜12時00分
障がいを有する児童・生徒に対する金銭・金融教育
〜お金の管理やトラブル防止を支えるためにできること〜
(2)13時00分〜14時30分
埼玉県の子供の貧困と学習支援〜貧困の連鎖を断ち切る〜
(3)15時00分〜16時30分
わかりやすくお伝えします!
〜18歳成人を迎えて学ぶ消費者を守る制度〜(1)(一財)ゆうちょ財団
知的障がい者等に対する
金融教育支援員 江國 泰介 氏
(2) ・埼玉県社会福祉課
・(一財)彩の国こども・
若者支援ネットワーク
代表理事 土屋 匠宇三 氏
(3) 埼玉弁護士会
弁護士 宮﨑 裕悟 氏8月1日
(火曜日)
10時00分〜16時15分<悪質商法・SDGs・消費者教育>
会場:彩の国くらしプラザ
(1)10時00分〜11時30分
埼玉県消費生活支援センターの活動・役割について
くらしプラザ悪質商法体験ブース見学
(2)12時30分〜14時30分
【調理実習】フードロスを防ぎながら防災食を備蓄する
〜備蓄食材を使ったレシピ〜
(3)15時00分〜16時15分
1.【実践報告】消費者教材の活用について
2.学校における金融経済教育の実施について(1) ・消費生活支援センター
・彩の国くらしプラザ
(2) (株)オフィスRM 代表
防災食アドバイザー
今泉 ユミ子 氏
(3) 埼玉県立浦和商業高等学校
教諭 青木 由紀子 氏【申込方法】 令和5年5月22日(月曜日)からファックス又は電子メールで受け付けます。
【申込先】 埼玉県消費生活支援センター 情報・学習支援担当(電話:048-261-0995 )
ファックス:048-261-0962 E-mail : m4308776@pref.saitama.lg.jp
【その他 】 全講座無料です。
1コマから受講講座を選べます。8月1日(火曜日)は、1日通しての参加のみの受付になります。
※(注記)新型コロナウイルスの感染状況によっては、一部の講座について中止若しくはオンラインとなる場合があります。その際は、メールにて各自に御連絡いたします。
<セミナーの様子・主な感想>
[画像:sidouka] 〇最新のネット情報を知ることができて、大変勉強になりました。
〇実際にどのように活用したのか、生徒の反応も踏まえて説明していただいた ので、活用しやすく感じました。
〇消費分野、食分野どちらにも活用ができる内容が聞けて良かったです。
〇実際のトラブルの事例を知ることができたので、それを生徒に伝えるなどし
て活用できると思いました。
エクセルファイルの「申込書」をダウンロードできます⇒[画像:qr]
【問合せ】(この記事について)高校教育指導課 産業教育・キャリア教育担当(電話:048-830-6769)
(研修の内容・申込みについて)埼玉県消費生活支援センター 情報・学習支援担当(電話:048-261-0995)
令和5年4月26日(水曜日)から6月25日(日曜日)まで、出張展示 in 深谷「書画から見よう 栄一と惇忠」を開催します。
歴史と民俗の博物館は、現在、大規模改修工事のため、長期休館しています。休館期間、より多くの県民の皆様に当館の活動を紹介するため、深谷市の渋沢栄一記念館と連携して、出張展示を行います。
渋沢栄一と尾高惇忠は、経済や産業での功績が知られていますが、書画に関しても、ともに熱心であったことがうかがえます。
本展では、歴史と民俗の博物館の収蔵資料の中から渋沢栄一に関連する資料を展示します。また、渋沢栄一記念館が所蔵する尾高家旧蔵の絵画資料もあわせて公開します。2館が協力・連携し、深谷市ゆかりの渋沢栄一と尾高惇忠について、彼らに関する書画からその人となりや交流関係を紹介します。
深谷市の渋沢栄一記念館で、この機会に栄一と惇忠ゆかりの書画をぜひ御覧ください。
渋沢栄一書「順理則裕」(歴史と民俗の博物館蔵)
和田英作筆「渋沢栄一肖像」(歴史と民俗の博物館蔵)
施設名(所在地) 歴史と民俗の博物館(さいたま市)※(注記)【会場】渋沢栄一記念館(深谷市)
展示・イベント情報など 出張展示 in 深谷「書画から見よう 栄一と惇忠」
展示・募集期間など 令和5年4月26日(水曜日)から6月25日(日曜日)まで
【問合せ】県立歴史と民俗の博物館 ( 電話:048-645-8171)
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