SAGAサンライズパークの整備が日々進んでおりまして、これが最近の状況でございます。SAGAスタジアムもリニューアルオープンさせていただきました。
実際、中を見ていただくと分かるんですけれども、かなり進んでまいりました。アリーナについては屋根もつきまして。こちらがメインアリーナ、そしてこちらがサブアリーナということで、サブアリーナ自体も、今のSAGAプラザと同じ床面積ということで、それなりの陣容を誇っておりまして、いよいよこれから内装も含めて行っていくということで、なかなかこの歴史的なこういうシーンなんて滅多に見られません。
そこで、今、県内の小学生向けに工事現場の見学会を実施しております。9月までには県内全ての市町約90校5,000名が見学することになります。コースといたしますと、SAGAプラザ、旧総合体育館の古賀稔彦さんのメッセージの紹介からSAGAアリーナに行って工事現場を間近で見学いただいた後、工事関係者紹介動画があって、SAGAアクアのエネルギー棟ですね。このエネルギー棟というのは佐賀県が太陽熱、雨水熱、井戸の地下水、それから、地中熱といった再生可能エネルギーを使って動かすというところを大事にしておりますので、そういったところの見学、SAGAアクア、さらにSAGAスタジアムに行ってアリーナをバックに記念撮影ということで、子どもたちからはいろんな声が寄せられております。
「将来アリーナのステージに立ってみんなの代表として出れるように頑張りたい!」とか、「アリーナとアクアが見れて良かった!プロ選手を応援したい!」とか、自分も「中学生、高校生になったらサンライズパークでスポーツ競技に参加したい!」とか、非常に佐賀県にとっては画期的なエリアとなっていきますので、子どもたちが非常に喜んでいる状況は我々も嬉しく思いますし、ぜひこの子どもたちが、今まさに工事現場を見ていただいているところもありますので、ものづくりのすばらしさにも接していただいたり、そういったところを志していただくことにも貢献するのではないかと思っております。
ほかにも、例えば、親子で工事現場の見学会ということで、小学生と保護者に熱く様々な工事体験をしていただくということもやっておりますし、最近ますます増えているのが高校生です。県内建築・土木系高校の生徒約860人に見ていただいております。特に最近、建設業などについて土木系の高校からなかなか入っていただけないという話もあって、建設業の人材難も非常に今厳しい状況なので、そういうことも併せて、即戦力の高校生たちにものづくりのすばらしさというものも知っていただくことにも今、貢献しているわけでございます。
そして、いよいよSAGAアリーナ、そして佐賀市文化会館をつなぐ国道横断デッキのことを、我々は「THE VICTORY WALK(ビクトリーウォーク) 栄光橋(仮称)」とさせていただいておりますけれども、この栄光橋(えいこうばし)について、一夜にして出現する、いわゆる令和の一夜城のような工程で工事を行います。これが9月4日です。午前1時からこの橋が一瞬にして架かって、朝通ると全く違う光景という状況で、この設置の様子をライブ配信させて──吉野ヶ里遺跡もやっておりますけれども、ライブ配信が得意な佐賀県でありますので、こちらもそれぞれのご自宅で、もし元気があったら、朝1時からここに橋が架かる様子を放映しますので、ご覧になっていただいたらいいかなと思います。これは後ほどホームページでお知らせいたします。
先だって、私、沖縄アリーナを現地で見てまいりました。これが今のところ一番新しいアリーナということで、バスケットボールのBリーグでも推奨アリーナになっているわけですけれども、非常にすばらしい、様々なコンサートだとか、展示会だとか、そして、B1リーグで最後の決勝戦は宇都宮ブレックスに負けて準優勝で残念でしたけど、琉球ゴールデンキングスさんが本拠地にしている沖縄アリーナ、非常に様々なところに手が入っていて、いろんな席でいろんな楽しみ方ができるすばらしいアリーナでして、これから連携を約束してきたわけですけれども、さらにパワーアップした、すばらしい施設がSAGAアリーナということになりますので、乞うご期待をいただきたいと思います。
SAGAバルーナーズは、宇都宮ブレックスという去年B1リーグで優勝したところから(身長が)203センチある大型のチェイス・フィーラー選手を補強するということもありまして、非常に盛り上がると思います。
さらに、これは南から見たところなんですけれども、8月の上旬からSAGAサンライズパークのロゴが点灯するようになって、おしゃれな雰囲気が大分出てくるかなと。SAGAサンライズパークの一つのポイントは、ライトワーク。非常にその辺をうまく使って、夕方から夜にかけて美しく仕上げていきたいと思います。この辺りも少し座れるようなゾーンに今から工事が入っていきまして、いよいよ新たな新ランドマークのシンボルになっていくんではないかということで、こちらもご期待いただきたいと思います。
2023年春、グランドオープンに向けて、いよいよ最終章へ向けて進んでいきたいと思います。乞うご期待ください。