国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.133

コンケン大学訪問

7月19日、タイ東北部にあるコンケン大学を、大分大学バンコクオフィス担当の内田講師が訪問しました。今年6月にタイの医学教育に関わる先生方を大分大学にお迎えしたことがきっかけで、今回の訪問が実現しました。コンケン大学は、1964年に設立された、タイ東北部で最大規模の国立大学です。地域社会の発展と国際的な研究に重点を置き、農学、医学、工学、経済学、教育学など幅広い分野で優れた教育と研究を提供しており、大分大学とは2009年に大学間協定が締結されています。
今回の訪問中、Prof. Thuss Sanguansak国際交流担当副医学部長等との会合では、両大学の大学紹介の後、学生交流および学術交流の充実化、活性化について意見交換を行いました。特に、学生交流の充実化については、相互の学生派遣を充実させていくため、コンケン大学からの学生受け入れへの協力依頼と共に、コンケン大学へも学生を派遣してほしい旨の要望がありました。また、キャンパス内の宿泊施設を見学する中で、協定校からの留学生は無料で利用できるなど、留学しやすい環境が整っていることが確認されました。
この会議を経て、2024年9月に、コンケン大学医学部からの研修医1名が、大分大学医学部消化器・小児外科学講座で1ヵ月間の見学プログラムに参加することが決定しました。今後、両大学の交流がさらに活発に行われることが期待されます。

大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
コンケン大学関係者と
コンケン大学関係者と
会議の様子(Thuss教授、中央)
会議の様子(Thuss教授、中央)
病院見学
病院見学
学生宿舎
学生宿舎