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リスク・コミュニケーター育成研修

令和6年度 経済産業省・資源エネルギー庁 公募型
「原子力産業基盤強化事業(安全性向上を担う人材の育成事業)」採択テーマ
安全性向上を担うリスク・コミュニケーター育成事業

受講者募集の予告について


(正式な募集案内は令和6年10月初旬に再掲載します。)

【Zoomリアルタイム形式:参加費無料】

令和6年8月


1.目的
本事業は「軽水炉安全技術・人材ロードマップ(平成29年3月改訂)」及び「原子力の自主的安全性向上の取組の改善に向けた提言(平成27年5月)」に基づいて遂行されるものです。 人材育成のニーズ課題として「リスク分析やリスク管理及び外部ステークホルダーとのシビアアクシデントを想定したリスク・コミュニケーションを実施する能力を備えた人材の育成」また 「原子力施設の更なる安全性向上を図る不断の取組」が求められており、公益財団法人原子力安全技術センターはその一環として 「安全性向上を担うリスク・コミュニケーター育成研修」を 継続実施(平成30年度から継続、7年目)します。
リスク・コミュニケーターに必要な放射線生物学、社会心理学、臨床心理学、工学などの基礎科学のほか、危機管理対応やSNSの活用、地域・社会学などの実学や各種の演習より構成され る各分野から最新の知見や技術を習得し、住民などとのリスク・コミュニケーションができる人材の育成を目的としています。

2.経緯
本研修名は、当初「最新の社会心理学的知見を取り入れたリスク・コミュニケーター育成研修」や「原子力緊急時の地域住民への対応に備えるための平時における リスク・コミュニケーター育成研修」さらには「原子力緊急時に備えるリスク・コミュニケーター育成研修」と称していた経緯がありますが、 令和5年度から原子力分野の全方位的な安全性向上の取り組みに含まれるようにカリキュラム内容により即した「安全性向上を担うリスク・コミュニケーター育成研修」に改訂しました。 旧名称からは「最新の社会心理学的知見」や「平時における」また「原子力緊急時に備える」などが消えましたが、令和6年度のカリキュラムでは「基礎編」は令和3年度からの大幅な改訂はなく、 「実践編」は演習課題の更新を除いて令和4年度からの大幅な改訂はありません。他方、内閣府「原子力委員会」からの課題を受けて令和5年度から新たに 「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」を立ち上げており令和6年度も演習課題を更新して継続します。
過去の経緯の詳細は原子力委員会第5回定例会(令和5年2月14日(火))の配布資料と議事録を併せてご参照ください (http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/index.htm)。
また、令和4年度から試験運用を開始したリスク・コミュニケーターのプール構想を令和6年度も継続します。このプール構想とは育成研修でコミュニケーターを育てて、 一旦プールに留め置き、必要な時にお声掛けする仕組みのことです。試験運用中においては、コミュニケーターのコミュニティを形成することから始めています。

3.研修種別
令和6年度の研修種別は3つあります。令和5年度と同様に「基礎編」及び「実践編」に加えて 「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」を開催します。

4.開催方法

  • 令和6年度の研修は、受講形態の単純化を図るため、事前のオンデマンド配信は行わず、すべてのカリキュラムは、Zoomリアルタイム形式での研修となります。
  • 「基礎編」は、受講用Web画面での事前アンケート入力後に、Zoomリアルタイム研修(全1回)を受講する形で開催します。
  • 「実践編」は、受講用Web画面での事前アンケート入力後に、Zoomリアルタイム研修(全1回)を受講する形で開催します。
  • 「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」は、受講用Web画面での事前アンケート入力後に、、Zoomリアルタイム研修(全1回)を受講する形で開催します。

5.受講対象者と難易度
  • 「基礎編」リスク・コミュニケーションに関わっているか、これから関わろうとしている多方面の人材を対象(自治体行政職員や原子力事業者などの内部ステークホルダーであれば尚可)。
  • 「実践編」「基礎編」を受講済みの方または危機管理や広報などを職務とする人材が望ましい(自治体行政職員や原子力事業者などの内部ステークホルダーであれば尚可)。
  • 「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」「基礎編」を受講済みの方または自治体行政職員や原子力事業者などの内部ステークホルダーであれば尚可とする。

6.研修実施日
  • 「基礎編」
    Zoomリアルタイム研修(全1回):令和6年11月8日(金)10:30〜16:40
  • 「実践編」
    Zoomリアルタイム研修(全1回):令和6年11月19日(火)10:00〜16:20
  • 「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」
    Zoomリアルタイム研修(全1回):令和6年11月26日(火)10:00〜17:00

7.参加費 無料


本研修でいう「ステークホルダー」とは、被ばくする可能性のある住民を含めた関係者すべてのこと。


受講者は、自らがリスク・コミュニケーターとなって、主に外部ステークホルダーとのリスク・コミュニケーションを図ります。



緊急時の時間軸と学問的な背景軸からみた「基礎編」「実践編」「特別編」の位置づけ。各編ともに受講対象者の立ち位置が異なっているように見えるものの、各々の研修内容は補完関係にあることが分かる。


8.カリキュラムと定員
くろまる「基礎編」の目標:
3つの分野から、異なるステークホルダー間において1対1で信頼性(ラポール)を形成できることを目標にします。






くろまる「実践編」の目標:
4つの分野から、緊急時に市民・住民が取るべき行動を分かりやすく伝えるアプローチができることを目標にします。






くろまる「特別編(高レベル放射性廃棄物の最終処分編)」の目標:
4つの分野から、風評に惑わされやすい又は無関心な層を減らすことができることを目標にします。






9.申し込み条件とWeb画面の案内
  • 受講用Web画面での事前アンケート入力後に、Zoomリアルタイム研修へ進むことができます。 カリキュラムのステップ(画面)ごとにアンケート入力が必要です。 アンケートへのご入力がないと次のステップ(画面)に進めませんので、ご注意ください。
  • すべてのステップを修了できましたら、希望者には修了書を発行します。 なお、入力いただいたアンケートデータは本事業に係る調査のみに使用され、個人のデータがそのままの形で公開されることはありません。
  • 本研修は、受講者皆さまの申し込みによって準備が行われます。 本研修に申し込まれた方は、是非すべてのステップを修了いただくようお願いいたします。
  • カリキュラムに、Zoomリアルタイム研修を含むため、Webカメラ、スピーカー、マイクが内蔵(または外付け) されたPCやタブレット端末をお持ちで、かつ電子メールやインターネットに接続できる方。スマートフォンでの参加は不可。
  • Zoomリアルタイム研修中にグループワークや演習があります。 その際、受講者のグルーピングは、あらかじめ研修事務局が行います。
  • Zoomリアルタイム研修中のグループワークや演習へは、 見る、聞く、話す(すなわち、PCのカメラ、スピーカー、マイク)環境が正常に作動することを前提に実施しますので、 これらの機能を事前に確認してからご接続ください。
  • Zoomリアルタイム研修当日は、後日アーカイブ化するために動画データを研修事務局によって「録画」いたします。
  • 団体での受付はしません。




受講用Web画面の案内と研修進捗管理の流れ


10.評価委員・講師のご紹介(令和6年8月現在、順不同・敬称略)



(正式な募集案内は令和6年10月初旬に再掲載しますので、ログイン(登録受付)はしばらくお待ちください。)


受講者募集の予告に関する問合せ先:お問合せは、下記にお願いいたします。

公益財団法人原子力安全技術センター
企画総務部 リスコミ研修事務局

電子メール : risk-comm★nustec.or.jp ★をアットマークに置き換えて下さい。
電話:03-3814-7405 (担当:世木田(せきだ))

公益財団法人 原子力安全技術センター 〒112-8604 東京都文京区白山5丁目1 番3-101号 東京富山会館ビル4階
電話(03)3814-7600 webmaster@nustec.or.jp
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