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- 水環境における流出特性に関する研究報告−農薬・非イオン系界面活性剤・栄養塩−
1999年3月30日
水環境における流出特性に関する研究報告
−農薬・非イオン系界面活性剤・栄養塩−
国立環境研究所研究報告 R-144-'99
本報告書は,森林・農耕地・市街地等から水環境中に排出される水質成分の流出特性に関する調査研究の成果を取りまとめたものである。本研究は地方公共団体公害研究機関と国立環境研究所との共同研究として実施しており,前回報告した「水環境における農薬流出に関する研究報告」(シリーズ:R-133,平成6年3月)以降の研究成果について報告する。前回から多少メンバーが入れ替わり,農薬以外も取り扱っているが,水環境中での物質の動態解明をキーワードにして,現地調査を中心とした研究手法を用いた成果を示している。
農薬に関しては,統計値を基にした出荷量から,今まであまり調査されていなかった樹園地からの流出も含めて,水田・河川・湖沼内での動態変化について7編の報告がある。その他,現在使用量が急激に伸びている非イオン系界面活性剤の測定法と河川中での濃度に関する1編,栄養塩や主要陽・陰イオン,重金属等の山林域からの流出特性に関する2編の合計10編の報告から成り立っている。
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何がどこまで分かっているか? 今後の課題は何か?」【終了しました】(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ同時配付) - 2015年4月2日更新情報国立環境研究所研究報告「PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究」を掲載しました
- 2013年7月3日更新情報平成25年度地方環境研究所等との共同研究応募課題一覧を掲載しました
- 2013年7月1日更新情報平成26年度地方公共団体環境研究機関等との共同研究課題募集要項を掲載しました
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