〜従来の3倍のシステム検出効率を達成!〜
今回、通信波長帯(1,550nm)で80%以上の検出効率を達成しましたが、光子のエネルギーが大きい短波長領域ほど高い検出効率を達成する上で有利となります。キャビティ構造の最適化により、1ミクロン(1,000 nm)以下の波長領域においても、現在広く使われているAPD等の光子検出器の性能を大きく凌駕できると考えられます。これまでは量子暗号通信での利用が中心でしたが、今後、こうした新たな波長領域における、量子光学、微弱光通信、レーザー測距技術、蛍光測定など様々な分野で、最も高性能な光子検出器としてSSPDが幅広く利用されることが期待されます。
寺井 弘高
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