食育活動データベース(参加者のニーズに対応した食育活動事例)
更新日:平成27年6月
この一覧表は、平成26年度食育活動の全国展開委託事業のうち「食育推進のためのデータベース整備等業務」により実施した調査に基づいて作成しています。
食育活動の対象者を明確にしつつ、対象者の特性・ニーズに対応して取組を工夫している活動事例を紹介しています。
データのボリュームの関係もあり、平成26年12月にとりまとめた中間とりまとめを掲載していますので、詳細情報は各メニューをクリックして御覧下さい。
注:このデータベースは団体の取組を紹介するものではなく、食育活動の対象者や取組内容から事例を検索することを目的として作成しています。
エクセル版詳細(エクセル:298KB)
<主なメニュー(取組内容)>
<主な対象者(セグメント)>
主な
対象者
食育メニュー
取組概要
健全な食生活への関心
食や農林水産業への関心
取組場所
開催時期
継続年数
年間開催回数
年間参加者数
1人1回あたりの参加費用
活動目的
取り組みの工夫
期待する食育効果
参加者の反応・行動の変化
主催者
取組みの設定
広報
内容
料理に不慣れな男性
調理講習会・加工体験(「男の料理」教室)
男性の食の自立を目指した料理教室。基本は毎月2回(初級・定例)実施。アウトドアクッキングや、きのこ狩り、キムチ、そば打ち、漁協による教室をするなど、イベント型の企画も行っている。
ふつう
ふつう
・調理室など民間施設
4月〜3月(通年)
15年
24回程度
延べ160人程度
1,500円程度
・社会への貢献 ・食文化の継承 ・調理技術の向上
・開催場所 ・伝統野菜をとり入れる。食材の工夫伝統野菜の使用。アウトドアクッキング、きのこ狩り、漁協での教室、そば打ち、キムチづくりなど飽きがこない工夫をしている
・インターネット(SNSを含む)の活用・ポスター・ちらしの配布・自治体等公的機関との連携(県のライフアカデミー連携事業となっており、老若男女が集まる生活学習館にチラシを書いてもらっている)
・プログラムの工夫(季節感をメニューにとり入れている)
・調理技術の向上をめざすようになる ・地産を気にするようになる
近年は、自宅でも料理をつくるようになった受講生が増えた。継続されている方がいる。
○しろまる (外部リンク)
大学生・青年層(18歳〜39歳)、若い世代
冊子作成、ポスター掲示、展示、WEB 等
若い世代への食生活支援対策、生活習慣病予防対策の推進
低い
低い
・HP上
通年
2年
約90回(お知らせ回数)
-
なし
・健康づくり・健康志向への対応
-
・インターネット(SNSを含む)の活用、新しい情報を載せた時や内容更新をした時にはツイッターでその旨通知
・ネーミング表現を工夫(若い世代がアクセスしたくなるようなネーミングと受け入れやすい内容(写真の活用や簡単にできるレシピ等を掲載する)
・バランスの良い食事を心がけるようになる
アクセス数は上がっている
○しろまる
大学生、働き盛りの世代
講師派遣・出前授業
若い世代への食生活支援対策、生活習慣病予防対策の推進
低い
低い
・希望した事業所内
通年
2年
相手側の希望による(H25実績3回)
H25実績88人
なし
・地域関係者との関係強化 ・他の団体・組織等とのネットワークの形成 ・健康づくり・健康志向への対応
・取組みの設定は相手側の希望に添う
・プログラムの工夫
-
・バランスの良い食事を心がけるようになる
自分の生活を見直したい等の意見が多い
○しろまる
未就学児とその親、 大学生
調理講習会・加工体験 ・講師派遣 ・出前授業
大学生が幼稚園で間食や昼食を提供し、会食しながら劇や紙芝居などで食育を行う
ふつう
ふつう
・幼保・学校内施設
夏、冬
1年
2
約170人
500
・社会への貢献 ・調理技術の向上 ・食育の実践力の育成、幼児の食に対する関心を高める
・開催時刻(園の年間行事等を配慮) ・1回あたりの開催時間(幼児の集中力が続く時間に終わらせる)
・園のおたよりで保護者にも食に関心を持ってもらうよう当日のレシピ等を知らせる
・プログラムの工夫(食育の内容は大学生がグループごとに考え、小集団で実践する。劇や紙芝居など幼児の分かりやすい方法を活用する)
・バランスの良い食事を心がけるようになる ・幼児(及びその親)の食に対する関心の向上
園児によって関心に差がある
○しろまる (外部リンク)
ママと プレママ
調理講習会・加工体験「mamaごはんmamaたいむ」
料理を苦手にしている若いママを対象とした料理教室。当講座で取り組んだ料理(ア)白身魚と春野菜のトンナートソース、サラダ、デザート。(イ)鶏モモと大根の煮込み、サラダ、デザート。
ふつう
ふつう
・市民ホール、公民館等公共施設
4月〜5月
1年目
5回
20人
500円
・地域関係者との関係強化 ・食文化の伝承 ・健康づくり・健康志向への対応 ・調理技術の向上
・開催時刻・1回あたりの開催時間、(若いママを対象としているため、開催時間は比較的ゆとりがある午前。正午に料理ができて、昼食として食べる事ができるように開催時間を2時間に設定した。)
・インターネット(SNSを含む)の活用・ポスター・ちらしの配布・口コミ、(市広報誌の折込チラシ、公民館講座のチラシ、市ホームページにより広報を展開。)
・プログラムの工夫・講師等の工夫、(食育については、人気があるレストランのシェフを招聘し、若いママたちが取り組みやすい洋食のメニューとした。併せて、ヨガや子育てについてのプログラムも加えた。)
・調理技術の向上をめざすようになる ・バランスの良い食事を心がけるようになる ・国産食材を選択して購入するようになる
(アンケート結果)講座の感想:十分に満足54% 何に生かすか:自己レベルアップ92%
- (外部リンク)
ママとプ レママ
調理講習会
ママとプレママを対象に産前産後の体にやさしく元気になる料理と離乳食を学んでいただく「赤ちゃんとママのための元気になるレシピ」を開催。
高い
ふつう
・自社のショールーム内キッチンスタジオ
月1回(第4金曜日)
2年5か月
12回
約100名
500円
・健康づくり・健康志向への対応 ・食文化の伝承 ・企業・団体のイメージアップ・知名度の向上
-
・インターネット(SNSを含む)の活用(弊社ホームページでの募集)・ポスター、ちらしの配布・その他(講師で協力していただいている方の会報誌で広報)
・ママに安心して料理を学んでいただけるよう託児サービスを実施
・バランスの良い食事を心がけるようになる ・国産素材を選択して購入するようになる
以前よりも野菜をとるようになった、お肉を控えるようになった、昔からある食材を取り入れるようになった、等の声がある。
○しろまる (外部リンク)
シルバー会員である高年齢者.(60歳以上)
農林漁業体験
高年齢者職業紹介事業の登録者が、シルバー農園でいちじくを減農薬栽培して、無添加物のジャムに加工している。県が推奨している希少糖含有シロップ100%を使用したいちじくジャムも今年度より販売している。
高い
高い
・休耕田を活用したシルバー農園
通年
4年
-
約800人
0円
・団体のイメージアップと認知度の向上 ・社会への貢献 ・健康づくり・健康志向への対応
-
・マス・メディアの活用・ポスター・ちらしの配布
-
・旬の食材の大切さを実感する ・国産食材を選択して購入するようになる
参加者や購入された方からは、鮮度の高さに好評をいただいている
○しろまる (外部リンク
お問合せ先
消費・安全局 消費者行政・食育課
代表:03-3502-8111(内線4601)
ダイヤルイン:03-3502-5723
FAX:03-6744-1974
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