北九州市立大学同窓会

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評議会

平成25年度 第1回評議会

「運営・活動方針」「事業計画」「予算」など承認 初の「年度総括」の報告議案を了承

平成25年度の第1回評議会が5月18日(土)、北九州市小倉北 区の小倉リーセントホテルで評議員49人(代理出席1人/定数 56)が出席して開かれた。会議の冒頭挨拶で田村允雄会長は「執 行部は『改革』と『前進』をキーワードに、引き続き同窓会活動の 充実に向けて邁進していく」との基本的な認識を強調したうえ で、学生会員との連携を一層強めるとともに、3年後の大学創立 70周年が母校のさらなる発展の節目になるよう同窓会としても 努力する考えを述べた。
これに続き、新しい評議員が紹介されたあと、議長には平岡三 光評議員(福岡県南支部長)が、副議長には天羽紀夫評議員(岡山 県支部長)がそれぞれ選出され、議事に入った。執行部からは平 成25年度の運営・活動方針(案)や部門別事業計画(案)など6件 の議案が提出された。
しかく平成24年度事業報告 ≪運営・活動方針にかかわる総括≫ (報告議案)
従来、毎年度の第1回評議会における前年度の事業(会務)報 告は、諸会議や支部総会、女性の会などの開催記録の説明で済ま せていたが、今回の評議会から執行部は≪運営・活動方針にかか わる総括≫の副題を付けた報告議案を提出した。この「議案改 革」について、報告を行った田村会長は(1)執行部は毎年度の運 営・活動方針および部門別の事業計画に基づいて諸活動をして おり、その実施・達成度などについて総括し、成果や課題などを 会員に説明する責務がある(2)この作業は新年度以降の運営・ 活動方針などに反映されるべきものであり、組織運営の基本の 姿である(3)こうしたことから毎年度の事業報告は、同窓会会 則でも評議会の議決事項として規定されている―などと説明 した。
田村会長は、平成24年度は"新「運営・活動方針」の元年"と位置 付け、6項目の方針と部門別事業計画を連動させながら、掲げた それぞれの方針と計画を実現するため、本部と支部が一体と なって積極的な同窓会活動を展開した1年間であった、と総括。 このうえで、報告資料に記述した個別具体的な「改革の歩み」を 中心に報告した。
この報告について、評議員からは特段の質問などはなく、議案 は了承された。
しかく平成24年度決算報告および監査報告(報告議案)
財務・会計担当の鞘野優副会長と監査担当の八尋重治監査が、そ れぞれ関係資料に基づき報告した。
この報告について、評議員からは特段の質問や意見などはな く、いずれの議案も了承された。

しかく平成25年度の「運営・活動方針(案)」 および「部門別事業計画(案)」(議決・承認議案)
「運営・活動方針(案)」は、田村会長が提案説明を行い、この中 で平成24年度に従来の方針内容を6項目に再構成して掲げ直し たばかりであり、平成25年度は会長諮問委員会の検討・答申作業 を反映させた第1項の修正にとどめたことを説明した。
「部門別事業計画(案)」は、奥村英行幹事長が全部門の計画を 一括して提案説明を行った。この中で、幹事長部門と総務・企画 部門の計画構成見直しが将来的な課題であるとしたうえで、平 成25年度はより効果的な事業展開を目指す計画に組み直したこ となどを説明した。
これらの提案説明について、評議員からは特段の質問や意見 などはなく、両議案は原案どおり議決・承認された。

しかく平成25年度予算(案)/(議決・承認議案)
財務・会計担当の鞘野副会長が、実績を基礎にした事業活動費 の収支均衡、勘定科目の表記統一など、財務資料に基づき提案説 明を行った。
これらの提案説明について、評議員からは特段の質問や意見 などはなく、原案どおり議決・承認された。

しかく平成25年度・第63回同窓会総会 および懇親会の開催(報告事項)
企画・総務担当の藤本典宣副会長が、10月27日(日)に北九州市 小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉で平成25年度・第63回同 窓会総会および懇親会を開催することを報告、了承された。な お、前日の10月26日(土)は、同ホテルで平成25年度第2回評議会 が開かれる。

しかく会長諮問委員会の活動に関する報告(報告事項)
?@同窓会会費徴収および使途検討委員会の答申
田村会長が、2月27日に岸野利之委員長(中間・遠賀支部長)か ら受け取った答申書の「概要版」を評議員に配布し、執行部とし ての対応方針について報告した。田村会長は使途のうち、支部活 動の助成制度の充実のための措置は引き続き執行部の責任で 行っていくとの認識を示した。このうえで、答申が支部の自主的活動への助成の制度新設を提案している点については、他の2 つの諮問委員会が今秋にも答申を行う見通しであり、その内容 との整合性などを見極め、執行部は助成制度の「再設計」をも視 野に入れて取り組む方針を報告した。
報告に関連し、評議員から同窓会会館の建て替え構想につい ての現状認識などに関する質問があり、田村会長からは「建て替 え費用のための基本積立金は目標額に達していないが、客観情 勢としては早急に建て替える必要がないと認識している」との 説明があった。
?A構想・計画の評価検討プロジェクトチームの経過報告
千綾奉文委員長(大分支部長)が、昨年8月の第1回会議から 8回に亘って開催した委員会での検討。経過などについて、評議 員に配布した資料に基づき報告を行った。9月を目標に答申の 取りまとめを予定している。
?B会則等検討委員会の経過報告
岩崎六雄委員長(福岡支部長)が、第1回会議(平成24年9月) 以降、5回の会議と3諮問委員会合同会議(平成25年3月19日) を含めた検討経過などについて、評議員に配布した資料に基づ き報告を行った。本委員会を主体に実施される、同窓会では初の 「学生アンケート」の分析・評価を含む答申書の作成は9月中を 目標にしている。


評議会の議事終了後、支部活動意見交換会が開かれた。出席し た評議員は4つの支部ブロックに分かれ、事前に用意した支部 アンケートなどを織り交ぜ、支部が抱える課題や本部との連携 の強化などについて活発な意見を交換した。
この日のすべてのプログラムをこなした出席者は、懇親会場 に移った。司会は田中美里本部幹事が務め、奥村幹事長の挨拶に 続き、乙武洋一評議員(香川支部長/S42・米英)の乾杯の発声に 和したあと、「同窓の絆」で結ばれた交歓のひとときを過ごした。

北友会会報第108号(平成25年6月30日発行)掲載

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