学ぼう!地球とエネルギー〜守ろうこの惑星(ほし)と生命(いのち)〜
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3.エネルギーとは
エネルギー利用のうつりかわり
エネルギーは、仕事をするために必要なものです。わたしたちは、からだの中のエネルギーを使って、走ったり荷物を運んだりしています。けれど、ほかのエネルギーを使えば、もっと遠くへ行ったり、もっとたくさんの荷物を運んだりすることができます。
人間がいちばん最初に使ったエネルギーは火でした。火はあたたまったり、食事をつくったりするために使われました。次に牛や馬など家ちくのエネルギーを利用しました。水や風など自然のエネルギーも水車や風車などのかたちで利用しました。18世紀後半からは石炭、20世紀中ごろからは石油といった化石燃料を使いはじめ、現在は原子力のエネルギーも使うようになっています。現在こうしたエネルギーは、動力、熱、光、電気などいろいろなかたちで使われています。
- 約50万年前火のエネルギー
- 10世紀ごろから自然のエネルギー
- 18世紀後半から20世紀半ばまで石炭・石油のエネルギー
- 20世紀半ばから再生可能エネルギーや原子力などのエネルギーを組み合わせて利用
[画像:こたえ]
3火
いまから50万年くらい前にあらわれた原人がはじめて火を使ったといわれています。たぶん原人たちは、火山のふん火や山火事のときに、火を手に入れ、それを消さないように大切に使っていたのでしょう。火を使うことで、猛獣(もうじゅう)を遠ざけたり、あたたかくしたり、食べ物を焼いたりできるようになり、人類の生活は大きく変わりました。