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日本骨髄バンク
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ドナー登録する ご寄付のお願い
Vol.0015

2回適合したのち、ようやく提供できたと語る河原田さん。
「病気が治ることは、患者さんだけでなく、家族やまわりの人々の幸せにもつながると思う」というお言葉が印象的でした。

(この体験談は、日本骨髄バンクニュース第60号[2022年7月13日発行]でもご紹介しています)

みんなのストーリーより「河原田 宏司(かわらだ こうじ)さん」

PROFILE

河原田 宏司(かわらだ こうじ)さん

2019年 骨髄提供 千葉県在住。会社員。子育てに奮闘中。
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私が勤めている会社で、ある社員の家族が骨髄移植を必要としていて、ドナー登録しませんかと呼びかけられたのが登録したきっかけです。それから4年の間に、2回、適合の連絡があったのですが、どちらも私の体調が悪く、提供は見送ることになりました。

適合する確率はとても低いと聞いていたので、複数回連絡があったことに驚きながらも、うれしさを感じましたね。妻は悩んでいましたが「自分の家族が同じ状況だったら、助けてもらいたいよね」と応援してくれました。また、会社もドナー登録推進に力を入れていたので後押ししてくれて、提供に協力しやすい環境であったのも良かったと思います。

提供翌日は少しだるさがありましたが、その他の体調に問題はありませんでした。術後の痕はベルトの位置にあったので最初は違和感がありましたが、すぐに気にならなくなりました。数カ月後に、提供した患者さんから直筆の手紙をもらい、拒絶反応はなく無事に退院できたことを知って、本当にうれしかったですね。人の役に立てたことで、それまでより、もっと前向きな気持ちで生活するようになりました。提供した患者さんにもずっと元気でいてほしいですね。
誰しも、自分や家族に置き換えて想像したら、ドナー登録を考えるのではと思いますし、今のドナー不足の現状を見ると、単純に身近なきっかけがないのだろうと感じます。病気が治ることは、患者さんだけでなく、家族やまわりの人々の幸せにもつながります。自分がその役に立てるかもしれない第一歩をぜひ踏み出してみてほしいですね。

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