機械安全関連研修会
図:中災防の機械安全教育体系
研修の種類
機械ユーザーの生産技術管理者、機械メーカー等の設計技術者 双方に受講いただきたい研修
設計技術者・生産技術管理者のための機械設備のリスクアセスメント実務研修★
機械の包括的な安全基準に関する指針や関連するJIS規格等に基づくリスクアセスメントの手順(危険源・危険状態等の同定からリスクの見積り・評価及びリスク低減後のリスク再評価の手順)や、その背景となる知識を、分かりやすい講義と個人演習・グループ討議などで修得していただきます。設計技術者の方、生産技術管理者の方ともに同じ内容で学んでいただきます。
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設計技術者・生産技術管理者のための機械設備のリスク低減研修★
機械の包括的な安全基準に関する指針や関連するJIS規格等に基づくリスク低減の手順(本質的安全設計方策、安全防護、付加保護方策、使用上の情報の提供、機械ユーザーの管理的方策等の手順)や、その背景となる知識を、分かりやすい講義とリニューアルされたモデル装置を用いた安全防護の体験実習により修得していただきます。設計技術者の方、生産技術管理者の方ともに同じ内容で学んでいただきます。
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機械災害に学ぶ法令研修★
機械災害事例を切り口に、機械安全に関係する労働安全衛生法令の知識や法令の規定への対応を学んでいただきます。又技術者として考えておくべき技術者倫理や、機械メーカーによる機械危険情報の提供に関する講義も含まれています。
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機械メーカーなどの設計技術者に受講いただきたい研修
設計技術者の機械の安全原則研修★
設計技術者に必要な基本安全規格JIS B 9700「設計のための一般原則」について徹底解説をする1日研修です。設計技術者として機械安全に取り組む最も基本となる知識を身につけていただきます。
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設計技術者の電気・制御安全研修★
設計技術者に必要な電気安全に関する規格JIS B 9960「機械類の安全性"機械の電気装置-」及び機能安全に関する規格JIS B9705「機械類の安全性"制御システムの安全関連部"」に基づき、電気安全や機能安全に関して学んでいただく研修です。
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研修名の後に★印のある研修を受講することで、厚生労働省の「機械安全教育通達」に示されたカリキュラムを修了したことになります。
教育通達カリキュラム
設計技術者に対する機械安全教育カリキュラム
中災防の研修
(○しろまる印受講で通達を満足) |
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厚生労働省
「機械安全教育通達」
カリキュラム |
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機械設備のリスクアセスメント実務研修 |
機械設備のリスク低減研修 |
機械災害に学ぶ法令研修 |
機械の安全原則研修 |
電気・制御安全研修 |
| 時間 |
*2日間 |
*2日間 |
*1日間 |
*1日間 |
*2日間 |
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- (1)労働災害、機械災害の現状と災害事例
- (2)技術者倫理、法令遵守(コンブライアンス)
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1.0 |
○しろまる |
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- (1)法令の体系と労働安全衛生法の概要
- (2)機械の構造規格、規則の概要
- (3)機械の包括安全指針の概要
- (4)危険性又は有害性等の調査(リスクアセスメント)等に関する指針の概要
- (5)機械に関する危険性等の通知の概要
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3.0 |
○しろまる |
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- (1)機械安全規格の種類と概要(日本産業規格(JIS規格)、国際規格(ISO規格、IEC規格))
- (2)機械安全一般原則の内容(JISB9700 (ISO12100))
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6.0 |
○しろまる |
- (3)電気安全規格(JISB9960-1(IEC60204-1))『電気・制御技術者のみ』
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(5. 0) |
○しろまる |
- 4.機械の設計・製造段階のリスクアセスメントとリスク低減
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- (1)機械の設計・製造段階のリスクアセスメント手順
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18.0 |
○しろまる |
- (2)本質的安全設計方策
- (3)安全防護及び付加保護方策
- (4)使用上の情報の作成
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○しろまる |
- (5)制御システムの安全関連部(JISB9705-1(ISO13849-1))『電気・制御技術者のみ』
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(5. 0) |
○しろまる |
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- (1)残留リスクマップ、残留リスク一覧の作成
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2.0 |
○しろまる |
| 合計:30時間 |
| ただし、機械安全設計に係る電気・制御技術者にあっては:40時間 |
生産技術管理者に対する機械安全教育カリキュラム
中災防の研修
(○しろまる印受講で通達を満足) |
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厚生労働省
「機械安全教育通達」
カリキュラム |
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機械設備のリスクアセスメント実務研修 |
機械設備のリスク低減研修 |
機械災害に学ぶ法令研修 |
| 時間 |
*2日間(5頁) |
*2日間(6頁) |
*1日間(7頁) |
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- (1)労働災害、機械災害の現状と災害事例
- (2)技術者倫理、法令遵守(コンブライアンス)
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1.0 |
○しろまる |
| 2.関係法令 |
- (1)法令の体系と労働安全衛生法の概要
- (2)機械の構造規格、規則の概要
- (3)機械の包括安全指針の概要
- (4)危険性又は有害性等の調査(リスクアセスメント)等に関する指針の概要
- (5)機械に関する危険性等の通知の概要
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3.0 |
○しろまる |
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- (1)本質安全・隔離・停止の原則
- (2)機械安全規格の種類と概要(日本工業規格(JIS規格)、国際規格(ISO規格、IEC規格))
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2.0 |
○しろまる |
○しろまる |
- 4.機械の使用段階のリスクアセスメントとリスク低減
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- (1)機械のリスクアセスメント手順
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9.0 |
○しろまる |
- (2)本質的安全設計方策のうち可能なもの
- (3)安全防護及び付加保護方策
- (4)作業手順・労働者教育・個人用保護具
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○しろまる |
| 合計:15時間 |
備考
- 機械の使用者(ユーザー)の安全担当者についても、本カリキュラムの教育を受けることが望ましいこと。
- 機械の使用者(ユーザー)の経営層や購買担当者についても、本カリキュラムの『1技術者倫理』『2関係法令』の内容について教育を受けることが望ましいこと。
*印:研修日数(詳細説明の頁)
New[機械安全教育通達の受講完了証明書]
「機械安全教育通達」の生産技術管理者向カリキュラムのすべての科目または設計技術者向けカリキュラムのすべての科目を修了された方には、ご希望によりそれぞれの受講完了証明書を発行できます。
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