日本労働研究雑誌 2002年10月号(No.507)
提言
コーポレート・ガバナンスは制度間競争の時代へ
江頭憲治郎(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
特集解題
編集委員会
論文
委員会等設置会社におけるガバナンスの法的枠組み
神作裕之(学習院大学教授)
コーポレート・ガバナンス論の労働法学に問いかけるもの―従業員利益を守るとはどういうことか?
大内伸哉(神戸大学教授)
コーポレート・ガバナンス変革の雇用関係に与える影響
小佐野広(京都大学教授)
日本の大企業におけるコーポレート・ガバナンス改革―日立の事例
D.H.ウィッタカー(同志社大学教授)
ディスカッション:ウィッタカー論文をめぐって
何が変わり、何が変わっていないのか―ウィッタカー論文に触発された疑問
ロナルド・ドーア(ロンドン大学経済パフォーマンス研究所特別研究員)
ドーア・コメントに対する回答
D.H.ウィッタカー
ウィッタカー回答に対する再回答
ロナルド・ドーア
論文
企業再編におけるアメリカ労働法の役割
S.J.シュワッブ(コーネル大学ロースクール教授)
書評
三谷直紀・脇坂明編『マイクロビジネスの経済分析―中小企業経営者の実態と雇用創出』
鎌田彰仁(茨城大学人文学部教授)
日本労働研究機構編『大都市の若者の就業行動と意識―広がるフリーター経験と共感』
玄田有史(東京大学社会科学研究所助教授)
守島基博編『21世紀の“戦略型”人事部』
角尾貞夫(日本橋学館 大学人文経営学部教授)
発表
第25回(平成14年度)労働関係図書優秀賞
第3回(平成14年度)労働関係論文優秀賞
資料
労働文献目録
労働政策研究・研修機構