2012年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海発電所 2号熱交換器上部閉止板溶接部の割れについて
東海発電所は廃止措置中のところ、平成24年8月1日より2号熱交換器切断作業の準備作業として吊り金具(以降、「アンカー」という)の付け替え作業を実施していました。(4箇所のアンカー付け替え作業のうち2箇所は8月4日に終了)
8月8日より、残り2箇所のアンカー付け替え作業のため、アンカー取付け溶接部の強度を保つため、21時頃から当該溶接部を加温していたところ、8月9日4時30分頃、作業員が音に気づき現場を確認したところ、2号熱交換器上部のシール溶接部(平成20年取付け)に割れを確認しました。
割れ周辺の汚染測定の結果、検出限界値未満であることを確認しました。
また、発電所の放射線モニタに変化はありません。
今後、本事象についての調査を実施します。
なお、本事象による環境への影響はありません。
(2012年8月9日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※(注記))等を掲載しています。
- ※(注記)
- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。