調査研究

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中台間における国際物流(2021_2_40_010)

概要

1990年代以降、企業活動のグローバル化、あるいはアジアにおける国際分業が進展した。その結果、国を跨がるサプライチェーンが構築され、国際貿易は拡大し、財の輸送を支える国際物流も発展することとなった。これらの動きは、1991年から中国への投資を正式に認めた台湾でも同様であった。 2008年12月15日まで中台間の国際物流は直接の往来ができずに制限されたものであったが、三通(中国との直接の通商、通航、通信)が解禁したことで大きく変貌を遂げることになった。この研究では中台間の国際物流を取り上げ、直接往来ができなかった時期、直接往来が可能となった後の動きについて検討を行う。また、国際物流は貿易や製造業企業の外国への投資によっても影響を受ける。中台間における貿易や投資の状況、中国政府や台湾政府が実施した物流政策についても併せて検討する。

期間

2021年4月〜2023年3月

研究代表者

池上 寛

研究成果

和文外部出版単行書

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