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タンク底板超音波連続板厚測定装置(TFUT-16)

1.概要

石油を貯蔵する屋外貯蔵タンクは、定期的な内部点検が消防法で義務づけられており、その一環として底部(アニュラ板及び底板)の板厚測定が実施されている。
板厚測定は、超音波厚さ計を用いた定点測定(一部抜き取り測定)が一般的であったが、近年では広範囲連続測定が主流となっている。
本装置は複数の超音波探触子を搭載した自走式スキャナにより、タンク底部の連続板厚測定を効率 よく行うとともに、専用ソフトウェアにより、タンク毎のスキャニングプラン作成から報告書作成までの省力化を図ることが可能となっている。
(注記)KHK 認可番号(危評第 0072 号)

2.特長

  1. 16 個の二振動子垂直探触子を搭載しています。
  2. モータ二輪駆動による自走、或いは手動走査での連続板厚測定が可能です。
  3. ユニットの1部(6ch ホルダユニット)を取り外し、狭隘部の測定も可能です。
  4. 測定位置はロータリーエンコーダにより走行距離を測定することで取得可能です。
  5. 専用ソフトウェアによりスキャニングプラン作成、計測、報告書作成が可能です。

3.装置外観

32ch スキャナー
32ch スキャナー
6ch スキャナー(狭隘部対策)
6ch スキャナー(狭隘部対策)

サイズ:全長599mm ✕ 幅409mm ✕ 高さ116mm(900mm:ハンドル含む)
スキャナー重量:27kg
測定有効幅:384mm(16ch ✕ 24mm)
狭隘部対策:6ch ホルダユニット(幅72mm)


4.探傷・帳票画面


5.性能・測定効率

・対応板厚
3〜48mm
・対応コ-ティング材質
エポキシ、タ-ルエポキシ、ガラスフレ-ク、FRP 他
・対応コ-ティング厚さ
0.3〜2.0mm(FRP 以外) 0.6〜2.0mm(FRP)
・連続測定ピッチ
1〜5mm
・最大測定速度
500mm / sec ( 5mm ピッチ時 )
・測定効率
最大 150m2 / 日 ( 1台当たり )
・測定精度
板厚 ±0.2 mm
走査方向位置 ±8mm
装置幅方向位置 ±12mm

適応対象物及び適応目的

対象物
  • 石油・石油化学
目的
  • 厚さ測定
方法
  • 超音波探傷試験

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