最新の測量機器である自律航行無人ボートを用いた湖沼調査を実施します
国土地理院では、国土の状況の把握や適切な国土管理の一つとして、全国の80湖沼を対象に、湖底地形等を明らかにする湖沼調査を実施しています。その結果は湖底の地形を0.5m〜1m間隔の等深線で詳細に表す湖沼図や湖沼データとしてとりまとめ、基本的な地理空間情報として提供しています。
国土地理院が実施する湖沼調査においては、最新の測量機器である自律航行無人ボート(USV:Unmanned Surface Vehicle)を導入して調査を進めています。USVは有人の測量船では進入が困難な浅い水域の水深を測ることができ、従来の有人船のみで実施していた方法に比べて観測可能な範囲が拡大するため測量精度向上が期待できるほか、あらかじめ設定した航路に沿って自動航行が可能なため測量作業の効率化が図れます。令和6年度の「浜名湖・猪鼻湖」(静岡県)の調査において、浅瀬が多い浜名湖南部を中心に、従来の有人測量船のみによる調査から手法を変えてUSVを広範囲に導入して調査を実施します。
湖沼調査の成果である湖沼図及び湖沼データは、津波シミュレーション、湖沼周辺の環境保全、漁業などの各種計画へ活用されるほか、電子国土基本図の等深線に反映されます。また、湖沼データと近年整備の進む陸域の高精度な標高データ(3次元点群データ)と組み合わせることで、陸域と水域が一体となったデジタルツインの実現にも貢献します。
令和6年度の「浜名湖・猪鼻湖」の調査期間は第1期※(注記)1が5月13日(月)から6月21日(金)までで、このうちUSVを用いた調査は5月27日(月)から6月14日(金)までとなります。
報道機関の皆様におかれては、6月12日(水)に現地取材(カメラ撮り、担当者へのインタビュー)が可能です(降雨時や荒天時は延期予定)。取材希望の方は、6月5日(水)14時までに、以下の問い合わせ先までご連絡お願いします。 詳細について別途お知らせします。
※(注記)1 第1期の他に第2期として9月以降にもUSVを用いた調査を予定しています。
国土地理院が実施する湖沼調査においては、最新の測量機器である自律航行無人ボート(USV:Unmanned Surface Vehicle)を導入して調査を進めています。USVは有人の測量船では進入が困難な浅い水域の水深を測ることができ、従来の有人船のみで実施していた方法に比べて観測可能な範囲が拡大するため測量精度向上が期待できるほか、あらかじめ設定した航路に沿って自動航行が可能なため測量作業の効率化が図れます。令和6年度の「浜名湖・猪鼻湖」(静岡県)の調査において、浅瀬が多い浜名湖南部を中心に、従来の有人測量船のみによる調査から手法を変えてUSVを広範囲に導入して調査を実施します。
湖沼調査の成果である湖沼図及び湖沼データは、津波シミュレーション、湖沼周辺の環境保全、漁業などの各種計画へ活用されるほか、電子国土基本図の等深線に反映されます。また、湖沼データと近年整備の進む陸域の高精度な標高データ(3次元点群データ)と組み合わせることで、陸域と水域が一体となったデジタルツインの実現にも貢献します。
令和6年度の「浜名湖・猪鼻湖」の調査期間は第1期※(注記)1が5月13日(月)から6月21日(金)までで、このうちUSVを用いた調査は5月27日(月)から6月14日(金)までとなります。
報道機関の皆様におかれては、6月12日(水)に現地取材(カメラ撮り、担当者へのインタビュー)が可能です(降雨時や荒天時は延期予定)。取材希望の方は、6月5日(水)14時までに、以下の問い合わせ先までご連絡お願いします。 詳細について別途お知らせします。
※(注記)1 第1期の他に第2期として9月以降にもUSVを用いた調査を予定しています。
USV
添付資料
問い合わせ先
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土地理院 応用地理部 地理調査課長 山田 美隆 TEL:029-864-5934(直通)
地理調査課長補佐 寺島 健太郎 TEL:029-864-5935(直通)
国土地理院 応用地理部 地理調査課長 山田 美隆 TEL:029-864-5934(直通)
地理調査課長補佐 寺島 健太郎 TEL:029-864-5935(直通)