第29回防災まちづくり大賞の募集受付を終了いたしました。沢山の事例を応募いただき、ありがとうございました。
[Download]
実施要綱、募集要項、調査票記入要領[PDF]
調査票(応募様式)[WORD]
応募書類提出先[PDF]
※(注記)過去の受賞事例も当ページ下部に掲載していますので、応募の参考に、是非ご覧ください。
阪神・淡路大震災、未曾有の大災害となった東日本大震災や平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風等、近年の大規模な災害の教訓を踏まえ、全国各地で防災対策の強化を図るための取組が行われているが、防災力の向上を図るためには、防災につながる優れた事業を実施することはもちろんのこと、まちづくりや住民生活等においても防災の視点を盛り込むことが重要であり、このような防災に関するハード及びソフトの工夫・アイディアが、防災対策の充実や防災意識の高揚等に大きく寄与するものである。
「防災まちづくり大賞」は、地域に根ざした団体・組織等、多様な主体における防災に関する優れた取組、工夫・アイディア等、防災・減災や住宅防火に関する幅広い視点からの効果的な取組等を表彰し、広く全国に紹介することにより、もって地域における災害に強い安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的とする。
【防災まちづくり大賞シンボルマーク】
このシンボルマークは、大賞創設当時、イラストレーターの和田誠氏の御厚意により作成していただいたものです。氏は、「市民が力を合わせて防災に当たるということの象徴としてバケツリレーを取り上げた。犬と猫が力を合わせているという絵にすることにより明るいイメージとなったと思う。」とコメントされています
次のいずれかに該当する取組を実施している団体・組織を対象としています。
審査に当たっては、防災・減災に関する様々な取組に関し、以下の方法により、災害に強い安全なまちづくりの推進に顕著な功績のあった事例を選定します。
具体的には、次の6項目のほか、先進的な取組に係る下記※(注記)1の項目又は継続的な取組に係る下記※(注記)2の項目を考慮すべき視点として加味した上で、総合的に評価を行います。
※(注記)1
※(注記)2
主催:消防庁
共催:一般財団法人 日本防火・防災協会
表彰区分は「総務大臣賞」「消防庁長官賞」「日本防火・防災協会長賞」があります。募集締め切り後、消防・防災関係の有識者からなる防災まちづくり大賞選定委員会において審査を行い、優良な取組を実施している団体に直接お伺いし、現地調査を行います。現地調査後、受賞団体の最終決定をいたします。
受賞団体決定後、3月上旬頃に都内にて表彰式を行い、受賞団体には表彰楯が授与されます。
山本 俊哉 (明治大学理工学部建築学科 教授)
佐藤 翔輔 (東北大学災害科学国際研究所 准教授)
髙尾 和彦 (一般財団法人日本防火・防災協会 理事長)
竹内 裕希子(熊本大学大学院先端科学研究部 教授)
廣井 悠 (東京大学先端科学技術研究センター 教授)
舩木 伸江 (神戸学院大学現代社会学部 教授)
水野 雅之 (東京理科大学大学院創域理工学研究科 教授)
山神 明理 (NPO法人気象キャスターネットワーク 気象予報士・防災士)
田中 昇治 (総務省消防庁国民保護・防災部防災課長)
防災まちづくり大賞は、平成8年度創設以来414の団体・組織が受賞しています。受賞団体の組織形態も、消防団・女性防火クラブ・少年消防クラブ・自主防災組織をはじめNPO 団体、社会福祉法人、民間企業、放送局、地方公共団体など多様な主体が受賞しています。
応募総数 | 55 | |
---|---|---|
表彰名 | 総務大臣賞 | 3 |
消防庁長官賞 | 5 | |
日本防火・防災協会長賞 | 9 | |
受賞事例総数 | 17 |
防災まちづくり大賞創設20周年を記念し、これまでの受賞事例や受賞団体へのインタビューなどを掲載した「防災まちづくり大賞20周年記念誌」を発行しました。