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エミール・ガレの展覧会が富山市ガラス美術館で - アール・ヌーヴォーのガラス工芸が一堂に

展覧会「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」が、富山市ガラス美術館にて、2024年11月2日(土)から2025年1月26日(日)まで開催される。

エミール・ガレとパリの関係を探る

エミール・ガレ 《花器「オダマキ」》 1898-1900年 サントリー美術館(菊地コレクション)
エミール・ガレ 《花器「オダマキ」》 1898-1900年 サントリー美術館(菊地コレクション)

アール・ヌーヴォーを代表する工芸家、エミール・ガレ。草花や昆虫などをモチーフに、流麗な曲線と鮮やかな色彩のガラス作品を手がけたガレは、それまで応用芸術のひとつと見なされてきたガラス工芸を、芸術の域にまで高めたのであった。

エミール・ガレ 《花器「葡萄畑のエスカルゴ」》 1884年 パリ装飾美術館 Paris, musée des Arts décoratifs © Les Arts Décoratifs
エミール・ガレ 《花器「葡萄畑のエスカルゴ」》 1884年 パリ装飾美術館
Paris, musée des Arts décoratifs © Les Arts Décoratifs

ガレがキャリアをスタートしたのは、フランス東部・ロレーヌ地方の古都ナンシーであったものの、その名を国際的に高めたのはパリにおいてであった。1878年、1889年、1900年にはパリ万博という国際的な大舞台で新作を発表し、特に1889年のパリ万博では、ガラス部門でグランプリ、陶器部門で金賞、そして家具部門で銀賞を得るなど、大きな成功を収めている。

エミール・ガレ 《花器「アネモネ」》 1897-1904年 ウッドワン美術館
エミール・ガレ 《花器「アネモネ」》 1897-1904年 ウッドワン美術館

展覧会「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」では、ガレとパリの関係に着目しつつ、創作の展開を紹介。《花器「鯉」》や《花器「葡萄畑のエスカルゴ」》といった初期作品から、1889年パリ万博における発展の成果、《花器「オダマキ」》や《花器「海馬」》、《脚付杯「蜻蛉」》などの晩年の作品まで、ガレ作品を一堂に集めて展示する。

展覧会概要

展覧会「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」
会期:2024年11月2日(土)〜2025年1月26日(日)
会場:富山市ガラス美術館 2・3F 展示室1〜3
住所:富山県富山市西町5-1
開場時間:9:30〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
(注記)入場はいずれも閉場30分前まで
閉場日:第1・3水曜日、12月29日(日)〜1月1日(水・祝)、1月8日(水)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(800円)
(注記)( )内は20名以上の団体料金
(注記)高校生以下などは観覧無料(詳細については美術館ホームページを参照)
(注記)前売券(一般 1,000円)あり

【問い合わせ先】
富山市ガラス美術館
TEL:076-461-3100

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2024年10月25日 10:20:00 +0900 更新 / 549,712 Imp.

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