山口県立萩美術館・浦上記念館(ヤマグチケンリツハギビジュツカン・ウラガミキネンカン/HAGI URAGAMI MUSEUM)は、山口県萩市にある美術館。1996年に開館。本館の設計は丹下健三・都市・建築設計研究所による。
萩市出身の実業家、浦上敏朗が収集した浮世絵や東洋陶磁などの寄贈を契機に開館。2010年には、400年の歴史を有する萩焼をはじめとする陶芸の振興を目的に、新たに陶芸館を増築している。
歌川広重や葛飾北斎、歌川国芳らの浮世絵約5,500点に加えて、中国や朝鮮などの東洋陶磁約580点、近現代の陶芸・工芸作品約810点を収蔵しており、館内で展示している。また、特別展示も行っている。