京都市京セラ美術館は、1928年の天皇即位大典を記念する事業として、1933年に「大礼記念京都美術館」という名称で開館した美術館。1952年に「京都市美術館」と改称、2000年には別館が開館。2020年5月には「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。
明治以降の京都周辺の日本画、洋画、工芸品を主に収蔵・展示している。公立の美術館としては東京都美術館に次いで2番目の規模を誇る。
収蔵品をテーマに沿って展示する常設展「京都市美術館コレクション展」を年間数回開催するほか、近・現代美術の企画展を行っている。「京展」や「日展」などの公募展も開催される。
また、京都市京セラ美術館としてのリニューアルオープンに伴い、新たに現代アートに向けた展示室や、常設展を行うコレクションルームも新設された。