水戸芸術館(ミトゲイジュツカン)は、水戸市制100周年を記念して、1990年に開館した複合文化施設。美術館、コンサートホール、劇場から構成される。設計は、建築家の磯崎新。
「現代美術ギャラリー」は、大小9つの展示室から成り、現代美術の自主企画展を開催している。クラシック音楽の演奏に適した「コンサートホールATM」は、専属楽団「水戸室内管弦楽団」と「新ダヴィッド同盟」による演奏会を開催するほか、地域の演奏家を支援する企画なども手がける。さらに「ACM劇場」では、注目の舞台芸術家の公演をはじめ、ミュージカルから古典芸能まで幅広い分野の公演を行っている。
また、水戸芸術館を象徴する、高さ100mの「シンボルタワー」は、正三角形のパネルをらせん状に組み合わせることで構成されており、内部には地上86.4mの展望室を備える。