POSIX
POSIX規格は、セーフティクリティカルなアプリケーションに用いられるリアルタイムOSに関する唯一の規格です。eSOLのリアルタイムOSであるeMCOS®は、POSIX準拠のAPIにより、ROS(ロボットオペレーティングシステム)やAUTOSAR Adaptive PlatformといったPOSIX準拠OSのために作成された既存のライブラリを活用しながら、拡張性とリアルタイムなパフォーマンスを実現することを可能にします。
詳細ROS
ロボティクスのような高度にネットワーク化されたシステムの汎用アプリケーションの場合、すでにROS/ROS 2ソフトウェアフレームワークが広く使用されています。ROSでは、ソフトウェア開発を基盤技術から分離させて抽象化することにより、開発者のクリエイティブな能力をアプリケーションのより高い付加価値や機能の開発に集中させることができます。さらに、堅牢かつテスト済みで、継続的にメンテナンスされているROSエコシステムを活用することもできます。
詳細AUTOSAR
AUTOSARは、まず最初に「AUTOSAR Classic Platform」で車載ソフトウェア開発に対するアプローチを標準化し、信頼性の向上、再利用の促進、そして開発期間の短縮に貢献してきました。そして、新たにCASE要件(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の登場により、「AUTOSAR Adaptive Platform」では、セントラルコンピューティング、ADAS、自動運転といったアプリケーションに最適化された標準を提供しています。
詳細Linux
セーフティクリティカルなアプリケーションには、安全でセキュアなリアルタイムオペレーティングシステムが必要です。一方、既存のLinuxベースのコードとアプリケーションを再利用することが、タイムリーでコスト効率の高い開発の鍵となります。eMCOS Hypervisor®のようなプラットフォームを用いた仮想化により、セーフティクリティカルなリアルタイムアプリケーションと、非クリティカルなLinuxまたはAndroidアプリケーションとを同じハードウェアプラットフォーム上で分離し、機能豊富なミックスド・クリティカルなシステムの開発ができます。
詳細オープンソースソフトウェア(OSS)
eMCOS POSIXは、さまざまな既存のOSSミドルウェア(Linux用に書かれたPOSIX準拠のソースコードなど)の統合を容易にする標準POSIXインターフェイスを提供しています。さらに、eMCOS Hypervisorオプションを使用することで、開発者はリアルタイムアプリケーションのパフォーマンスと整合性を維持しながら、OSSプラットフォーム全体を統合できます。
詳細ソフトウェアフレームワーク 関連リンク
ソフトウェアフレームワーク 製品リンク
関連資料
新規CTA関連動画
2020年11月に配信したウェビナーをオンデマンド公開しています。
自動車、産業機器、医療機器など様々な分野で採用され、マイコンから最先端のメニーコアや複雑なコア構成をもつヘテロジニアスマルチコアまで、あらゆるコア構成に柔軟に対応できるeSOLのスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS POSIX」を紹介します。
高機能リアルタイムロボットシステム
2020年10月に配信したウェビナーをオンデマンド公開しています。
第一部にてロボット市場の動向や課題と、eSOLが参画したNEDO市場化プロジェクト(2017〜2019年度)での取り組みをご紹介します。第二部では、ROS/ROS 2に対応した「ROS on eMCOS」等についてデモを交えて解説します。
新規CTA
さらに詳しい情報をお求めの際は、
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
オンライン無料相談会もご利用ください。
Zoomなどのオンライン会議ツールで行える無料相談会を実施しています。
弊社社員と時間を設けて会話しながら相談したい、という場合は
ぜひこちらをご活用ください。