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日本銀行では、職員の多様化するライフスタイルやキャリアビジョンなどを踏まえ、主な業務内容や転勤範囲が異なる4つのコースを設けています。就職活動にあたっては、これらのコースの中から、自分に最も合ったコースを選択し、応募します。
なお、総合職と特定職においては、多くの経験と実績を積んで管理職に昇格すると、コースの区別がなくなります(詳しくは、Q&Aをご覧ください)。
日本銀行の政策・業務運営の全般にわたって、高度な分析力、企画力、折衝力などが必要とされるポジションで幅広く活躍するコースです。
入行1年目に全国各地の支店に配属され、現地における産業・景気動向の調査や金融機関のモニタリング業務、発券業務などを経験します。その後、金融政策、プルーデンス、決済業務企画、リサーチなど、中央銀行の基本的使命に関わる分野で幅広い経験を積み、経営的視点からセントラルバンキング・サービスを担っていくための知識や行動力を養っていきます。
活躍の舞台は、全国の本支店、海外駐在員事務所、国際機関が含まれ、本人の同意なく転勤が命じられることがあります。
入行後、一定期間の勤務経験を経て、以下に掲げた中央銀行業務の基盤を成す分野の中から、各人の適性等を勘案して業務分野が特定され、その特定された分野のエキスパートとして活躍するコースです。
●くろまる決済業務:金融機関との決済事務、国庫金の取扱事務
●くろまる発券業務:日本銀行券の発行・流通に関する事務
●くろまる考査・調査業務:金融機関考査やモニタリング事務、金融・経済情勢に関する調査・統計事務
●くろまる文書業務:経費予算、勤務、施設等の各種管理事務
活躍の舞台は、全国を8つに分けた地域ブロック内に所在する支店・事務所と、本店(府中電算センター、戸田発券センターを含む)であり、このエリア内では本人の同意なく転勤を命じられることがあります。
あらかじめ特定した分野の専門知識やスキル(システム開発技術、経済〈経済学・ファイナンス・データサイエンス、統計学〉、法律、語学〈英語〉)を駆使しつつ、比較的長い期間、一つの部署に腰を落ち着けて、担当領域に関するエキスパートとして活躍するコースです。
原則として本店(府中電算センター、戸田発券センターを含む)に勤務することとなります。
中央銀行業務の円滑な遂行を支える実務のエキスパートとして、また、総合職や特定職のサポート役として活躍するコースです。具体的には、調査・統計部門におけるデータ管理や統計作成などの業務のアシスタントのほか、発券業務、システム関連業務、各種証票の処理業務、秘書業務などの実務のエキスパートとして活躍が期待されます。
入行した本支店・事務所で勤務することとなり、本人の同意なく転居が必要となる転勤が命じられることはありません。
なお、一般職の募集は採用を予定している本支店・国内事務所のみ行います。