[フレーム]

PRESIDENT WOMAN

最初は仕事に関する質問から始める「ランチの輪に入れない...」新しい職場になじめない人に産業医が勧める"明日からできる習慣3つ"

新年度に入って約1カ月以上がたつが、「自分はこの職場になじめていないのではないか」と気になる人は、どうしたらいいのだろうか。精神科医で産業医の井上智介さんは「この時期になると、職場になじめている人とそうでない人の差が目立ってきて『自分はなじめていない』と気になり始める。そんな人にやってみてほしいことは大きく3つある」という――。
ガラス張りのオフィスから街を眺めている女性
写真=iStock.com/FangXiaNuo
(注記)写真はイメージです

なじめない人の3つのパターン

入社や異動、転職などで新しい職場に入ると、最初の1カ月ぐらいは周りも世話を焼いたり、助け舟を出したりしてくれますし、そうするうちに周りと打ち解けていくこともあります。しかしそこで打ち解けられず、「どうもなじめない」という違和感や不安が生まれてくるのが5月や6月ごろです。この頃になると、職場になじめている人と、そうでない人の差が目立ち始めるためです。

職場になじめていないと感じる背景は、おおまかに次の3パターンに分けられます。

1 一人で過ごすことが多く、孤立しているように感じている

たとえば他の同僚は誘い合ってランチに行ったり、社員食堂でも同じテーブルで雑談をしながら食事をしているのに、自分だけ誰からも声をかけられず、一人で食べている。あるいは会議のときに、周りの人は意見を求められるのに、自分だけ声をかけられることが少ないと感じる。そこから「なじめていない」と思うようになります。

2 仕事の話に入っていけず、疎外感を持っている

会議やミーティング、日常の仕事に関する会話などで、話題に入っていけずに疎外感を抱いてしまいます。特に、自分の仕事や発言について、上司や先輩、同僚からフィードバックがなかったり、サポートが不十分だと、自分がやっていることが正しいのかわからず、余計に発言しにくくなってきます。チームに貢献できているのかもわからないので、自信をなくして疎外感が強くなってしまいます。

3 社内風土や価値観が合わない

これは最近よく見聞きするパターンです。新しい環境に入ってみたら、価値観や文化が合わない。それでも、一般的に職場というのは同調圧力が強いコミュニティーなので、「合わせなくては」という意識も働き、息苦しさを感じてしまうのです。

「職場になじめない」と感じる人の多くは、これら3つのパターンのいずれかか、複数が組み合わさっています。

掲載: PRESIDENT WOMAN Online

関連記事

ランキング

ランキングをもっとみる

新着記事

新着記事をもっとみる

PRESIDENT WOMAN

仕事でリーダーを目指し、高みを目指して生きる。情熱を持って働き続けたい、女性のためのサイトです。

PRESIDENT WOMAN SOCIAL

PRESIDENT WOMANは、新しい時代のリーダーとして情熱的に働き続けたい女性のためのメディアです。SNSではオンラインや雑誌に掲載した記事のほかに、コンテンツの取材風景や、編集長をはじめとした編集部員の日常で皆さんのお役に立てるコンテンツなどをリアルに発信していきます。PRESIDENT WOMAN Socialとして、読者の皆さんと一緒に成長したいと思いますので、ぜひフォローください。

「女性目線」のマーケティング入門

商品が変わる、企業が変わる!

発売日:2023年4月28日

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /