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逆境下でも元気な人は何が違うか産業医が教える、ストレスが強い状況下で「びくともしない人になれる」小さな習慣3つ

新型コロナウイルス感染症問題で、急にテレワークが始まったり、テレワークに慣れたと思ったら出社になったり、多くの人が環境の変化にさらされています。こんな時代に、たくましく生きられる人とそうでない人の違いは何でしょうか。また、たくましく生きていくためには、どのような習慣を身につければよいのでしょうか。精神科医の井上智介さんに聞きました。
散歩するアジアの女性
(注記)写真はイメージです(写真=iStock.com/maruco)

ストレスフルな状況下でのびのびしている人の秘密

私たち人間が生きていくためには、新型コロナウイルス感染症問題に限らず、変化に適応する力を身につけることは非常に大切です。

実はこういったストレスの多い環境下でも、なぜかイキイキとしている人もいます。その違いはなんでしょうか。ポイントは3つあります。

ストレスに強い人の特徴1:有意味感

有意味感とは、急な環境の変化やつらいこと、面白くないことがあっても、そこに何かしら意味が見いだせる感覚のこと。こじつけでも、これが自分に何か意味があるんじゃないかと思える感覚を持っている人はストレスに強いですね。

有意味感のある人は、会社の中で、希望しない仕事や誰もが嫌がる仕事をするときも、ただ嫌だなと思ったまま取り組むのではなく「どこかでこの経験が役に立つかもしれない」「みんなが嫌がるなら、逆にアピールできるチャンスになるかもしれない」と前向きに考えられます。今のように環境がガラッと変わったときも、タフに生き抜ける代表選手ですね。

ただ、とくに若い人の中には、効率や自己実現を優先するあまり、意味を感じないことをしたがらない人が増えています。何か頼むと「これをやる意味があるんですか?」などと返されたことがある人もいるのでは。これでは、なかなか有意味感が育ちません。

こういった部下の有意味感を育てるには、「役に立った」という経験を積ませるこが大事です。小さなことでも褒めて、フィードバックする。そうすることで、自分は意味のあることを経験しているんだなと思い、有意味感が育っていきます。

掲載: PRESIDENT WOMAN Online

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