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"小寒"は食習慣にも気をつけたい真冬に下半身を冷やすとなぜ老化が進むのか

いよいよ寒の入り。もっとも寒い季節に起こりやすい「冷え」の症状。その改善方法を知り、ココロとカラダを健やかに保ちながら、来たる春への準備をしましょう。
(注記)写真はイメージです(写真=iStock.com/Wavebreakmedia)

新年のスタートは、内臓疲れを癒やすことから

1月6日〜1月19日は小寒しょうかんで、冬至が過ぎて寒さが次第に厳しくなる頃です。小寒の節に入ることを「寒の入り」といい、立春までの1カ月が寒の内です。

1月7日には、春の七草である、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロを入れた七草がゆを食べ、新しい年の健康を祈ります。春の七草は、お正月に無理をさせた内臓、特に胃腸を休ませる意味があるとも言われています。新年のスタートでもあるこの時期は、まず内臓の疲れを癒やし、カラダに新鮮なエネルギーを送れるように調整しましょう。

一年の中でもっとも寒いこの季節は「寒」といいます。「小寒の氷、大寒に解く」と言われるように、小寒が一番寒い時期といえるでしょう。寒い夜は空気も澄みきっており、星がきれいに見えるのもこの時期の特徴です。

季節のはじまりの初候は、五節句の1つにあたる1月7日の「人日じんじつ」に健康を祝って春の七草の入った七草がゆをいただくことからはじまり、松飾りを外して年神様を天に送る「どんど焼き」が行われます。

季節が進む次候では、春菊、氷下魚コマイが旬を迎え、十日戎とおかえびすで商売繁盛を願うとともに、11日には鏡開きを行います。

季節の終わりである末候には、カブやアンコウが旬を迎え、雄のキジがメスを求めて甲高い声で鳴く声を聞き、淡い黄色の蝋梅ろうばいの花がいくつも咲き、少しずつ春が近づいていることを教えてくれます。

掲載: PRESIDENT WOMAN Online

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