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論理性だけでは「愛が生まれない」理系社長はなぜ右脳センスと話し方を鍛えたか

朝活に通って"デザイン思考"を強化

野村総合研究所で女性初の執行役員となった北川園子さん。2児の母として、仕事、家事、育児に毎日全力で走り続けていた日々もあったが、学び方の基本は変わらず、「本を読む」→「プロに聞く」→「実践・体験する」の3ステップ。自分の腹に落としこんでみないと何事も納得できないという。

野村総合研究所 執行役員 北川園子さん

そんな彼女が朝活で行っている"学び"の1つが「グラフィックファシリテーション」。これは、会議やワークショップなどで話される内容を、イラストやさまざまな視覚表現を使いながら"見える化"していくこと。その結果、場を活性化させ、共感を促すことができると、最近注目されている。

「私は論理的思考は得意ですが、デザイン的思考に乏しく、ビジュアルで情報を共有できたら、部下とも相互理解が深まり、アイデアを生み出しやすくなると思ったのです」

先日参加したワークショップでは、イラストを1つ選び、それを使って自己紹介をした。「私はハートを選び、『会議や議論の場を愛ある場所にしたいから』と理由づけ。するとある人はコンセントの絵を選んで『私はこの場を自分のチャージの場にしたい』って言ったのです。『うまい!』と感心しました(笑)」

掲載: プレジデント ウーマン プレミア 2019年秋号

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