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同作は、百田尚樹のベストセラー「永遠の0」をドラマ化。2013年には、V6の岡田准一主演で映画化されたが、今回テレビ東京にてドラマ化することが決定。同局の開局50周年特別企画のスペシャルドラマとして、2015年に3夜にわたって放送する。

今回、新たに発表されたキャストは俳優の中村蒼。中村は戦時中の大石賢一郎を演じる。大石賢一郎は宮部久蔵(向井理)に飛行訓練を受ける飛行予備学生。訓練中に宮部を助けようとして重傷を負ったことから、宮部との運命が大きく変わっていく重要な役どころだ。このほど、ゼロ戦搭乗中に重傷を負う場面を撮影。中村が血まみれになりながら操縦する、緊迫したシーンとなった。

中村蒼、向井理との共演を語る

中村は向井との共演について「緊張します。向井さんは優しいんですけど、どこかで宮部の気持ちを忘れていない感じがあって。なので、芝居の緊張感を自然と出せます」とコメント。さらに「以前共演した時は10代だったので少しでも成長している姿を見せられたらと思っています」と意気込んでいる。

中村の起用理由とは

プロデューサーの阿部真士氏は、中村が演じる大石賢一郎について「『自分の命よりも大事な何かを誰かに託す』という状況になった時、『この人にならば託せる』という人物が大石賢一郎です。物語の主人公である宮部久蔵(向井理)も、大石に"ある約束"を託しました。それゆえ物語上、もっとも重要な人物です」と説明。さらに「大石賢一郎は、今の多くの日本人に見られる利己的な態度や生き方、ずる賢さとは無縁な人物です。純朴で素朴。でも秘めた強さがある」と語り「そんな人物を演じられるのは中村蒼さん以外には思いつきませんでした。中村蒼さんは戦時中からタイムスリップしてきたような雰囲気を持つ、今の日本人には稀有な存在です。中村さんの演じる大石。ご期待下さい」と中村の起用理由を明かし、期待を寄せた。(モデルプレス)

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