横浜流星主演大河「べらぼう」渡辺謙・染谷将太ら新キャスト発表
2023年10月05日 11:13
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2025年に放送予定の俳優・横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ(第65作)「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助が出演することが決定。5日に都内にて行われた出演者発表会見にて発表された。
「べらぼう」新キャスト発表
この日、主演の蔦屋重三郎を演じる横浜が先に1人で登場。そして、田沼意次を渡辺、喜多川歌麿を染谷、田沼意知を宮沢、鱗形屋孫兵衛を片岡が演じることが発表され、5人がステージに集結した。最初の挨拶で渡辺は「この話をお伺いした時に、脚本家が森下(佳子氏)先生だったので『ごちそうさん』(同局・2013年)で娘(杏)がお世話になりましたので、恩返しをしたい」とオファーを受けた理由を告白。「今いろんなメディアが分散し、配信事業も盛んになってきてる中で、良くても悪くても、大河ドラマっていうのは話題になる仕事だと思っています」と語り、「蔦屋とは、身分も違って、どういう接点を持っていけるのかっていうのは、本当に森田さん頼みなので、よろしくお願いしますね(笑)」と呼びかけた。
続けて、染谷は「歌麿さんは"どこで生まれたのか""いつ生まれたのか"などわかっていなく、たくさん史実があったり、本当に想像力を掻き立てられる役でして、ある種自由に演じていいのかなと受け止めていまして、今からとても楽しみにしています」と役柄に期待。「でも絵はちゃんと残っているわけで、多分書いた絵っていうのは人が出ると思うので、歌麿さんの絵を見つめながら、クランクインを楽しみに待っていきたいと思います」と話した。
宮沢は「大河ドラマが初めてでして、ずっと朝ドラを隣のスタジオで撮っていて、 大河ドラマの世界に皆さんが行かれる姿を見ていて、ずっと心のどこかで羨ましいなと思ってたので、こうして大河ドラマ出演が決まったこと、とても嬉しく思っております」とにっこり。「僕が演じる意知という人物は、日本の明るい未来のためにいろんな活動をして生きてきたんですけども、その日本を明るくしたいという思いを心に大きく持って演じたいと思います!」と力を込めた。
片岡は自身の役について「鱗形屋孫兵衛という噛みそうな名前なんですけど...(笑)」と笑いを誘い、「皆さんご存知でないと思うんですね。私も最初伺った時に『誰だろうなこの人は』と思って調べたんですけど、なかなか顔も出てこないような、本当にそういう意味では、皆様の頭に像みたいなものがないので、自由に(役を)務められると思う」とコメント。「師匠であり、のちに蔦重のライバルとなっていく役なので、私も非常に楽しみにいたしております」と笑顔を見せた。
横浜流星、新キャスト顔合わせで「身が引き締まる」
そして、新キャストとなる4人が発表された心境を問われた横浜は「蔦屋重三郎の人生に大きな影響を与える人物を素敵な皆様に生きていただけることを、本当に嬉しく存じます」としみじみ。「皆様と顔を合わせると、実感が湧いてきましたし、喜びや責任感ってのも強く感じてきて、身が引き締まる思いです」と話し、「史実はあっても(記録に)残ってるものがないからこそ、自由に。オリジナル脚本なので、想像を膨らましながら、それを飛び越えるような作品を皆様とともに作っていけたらいいなと思っております」と意気込んだ。このほか、制作統括の藤並英樹氏も登場した。
「べらぼう」新キャスト一覧
<田沼意次:渡辺謙>自らの才能と実行力で、足軽出身の出自から遠江相良藩(いまの静岡県牧之原市)の五万七千石の大名に昇りつめた人物。米による幕府の財政運営に限界をおぼえ、金を動かしてこそ"経済がまわる"商業重視の政策に方針を大転換。商人を中心に江戸は好景気に沸く。また印旛沼の干拓、蝦夷地の開発、優秀な人材を幕政に積極的登用し、"新しい日本"を創り始める。
<喜多川歌麿:染谷将太>
幼い頃、絵師・鳥山石燕のもとで絵を学び、その後、蔦重と出会う。蔦重が洒落本、黄表紙、狂歌本と次々と新たな出版物を手掛けていく中で、挿絵の仕事などを任され、自らの画力を磨いていく。やがて寛政の改革で時代が変わると、蔦重と浮世絵の美人画を仕掛け、その才能を一気に開花させる。美人画は江戸で大評判となり、人気絵師の地位を確立していく。
<田沼意知:宮沢氷魚>
田沼意次の嫡男。田沼権勢の象徴として、若くして意知は若年寄に昇進、異例の出世をとげる。意次が着々と実行してきた改革を、より推進し、政治的手腕を発揮、蝦夷開発にも積極的に携わっていく。また、江戸の町を度々見聞するなど好奇心旺盛な一面も持つ。父・意次の正統な後継者と思われていた矢先、江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれてしまう。
<鱗形屋孫兵衛:片岡愛之助>
大人向けの絵本・黄表紙「金々先生栄花夢」で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋(いまの中央区)や深川(いまの江東区)の地本問屋の主。蔦重に初めて本格的な本づくりの仕事を任せるなど、商売の基礎を指南する。やがて蔦重が本格的に本屋業に乗り出すと一転、ライバル関係となり、激しい争い繰り広げていく。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
親なし、金なし、画才なし...ないない尽くしの生まれから"江戸のメディア王"として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期。喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ"東洲斎写楽"を世に送り出す―。放送100年を迎える2025年に描くのは日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築きときに"お上"に目を付けられても"面白さ"を追求し続けた人物"蔦重"こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた"痛快"エンターテインメントドラマが始まる。(modelpress編集部)
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