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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」

世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)が、唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決するフジテレビ系月9ドラマ「シャーロック」が映画化した同作。

ホームズシリーズ最高傑作の呼び声の高い「バスカヴィル家の犬」をモチーフに、不気味な島に棲む華麗なる一族の闇に獅子雄と若宮が迫る「容疑者Xの献身」「昼顔」の西谷弘監督が映画ならではの重厚感にて描く。

完成報告会にはディーン、岩田のほか、佐々木蔵之介、新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平、西谷監督が出席した。

岩田剛典、母性本能をくすぐる技術が"勝手に暴走"?「おかしいでしょ」

ドラマのクランクアップから映画のリハーサルまで1年以上あったというが、岩田はブランクを感じず「すぐ若宮に帰ってこれたので、あれはすごいディーンさんのおかげ」と変わらぬディーンとの絆に言及。するとディーンは「岩ちゃんの母性本能をくすぐる技術が進化したなと思いましたね」と明かし、岩田は照れ笑いを浮かべていた。

母性本能を引き出すことを意識した演出をしていたのか聞かれた西谷監督は「それはもう岩田さんが勝手に暴走したんじゃないですか?」と答え、これには思わず岩田が「おかしいでしょ(笑)!」とツッコミ。

ディーンは「思慮深くてコントロール・抑制が効いている岩ちゃんが、若宮としてお茶目だったり失敗したり、色々上手くいかないところが可愛いんですよ」と母性本能をくすぐられる若宮の魅力を語った。

ディーン・フジオカ「最低でも2回くらいはひっくり返される」

最後にディーンは、犬も重要な役柄で登場する同作の見どころについて「ワンちゃんが大好きな方が観ても楽しめますし、そうじゃなくても、ここにお集まりの豪華なキャストの方1人1人の方が持つ物語が緻密に重厚に組み込まれた物語になっていると思います」とコメント。ネタバレ防止のためあまり詳細には話せないと言うが、「最低でも2回くらいはひっくり返されると思います」と自信を見せた。

最後には、作品の中に自分を置いて作品と一体になることができる「映画館で観るべき作品」だと紹介し、「ぜひご覧ください」とメッセージを送った。(modelpress編集部)

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