埼玉県立草加かがやき特別支援学校 校長 小林 直紀
ご挨拶
着任4年目を迎えました校長の小林直紀と申します。よろしくお願いします。
今年度は新たに小学部1年生18名、中学部1年生23名、高等部1年生30名の児童生徒が入学し、全校児童生徒数は348名となりました。学習環境の整備という点では依然として課題があるものの、子どもたちは元気に賑やかに学校生活を送っています。学校南側の住宅建設も始まってきており、地域全体が賑やかになってきています。
さて本校では障害のある児童生徒が、将来地域の中で活躍できることを願い、地域との連携を推進しています。昨年度も多くの方々にご協力いただき、様々な取り組みを行いました。近隣のスポーツクラブからインストラクターの方に来ていただいてダンスなどを教えていただいたり、近隣の大学との連携では、合気道を教えていただいたり、キャンパス内でパンやクッキーの頒布活動をさせていただいたりしました。近隣の高校の吹奏楽部による演奏会や小中学部の児童生徒は希望により支援籍学習を行っています。また外部団体と連携した高等部の製品紹介やワークショップなども実施できました。
様々な地域との連携は、児童生徒の知識やスキル、経験を向上させるだけではなく、卒業後も学び続けることができる「生涯学習」の環境づくりを念頭に置いた取り組みでもあります。児童生徒が将来、本校で学んだことを活かしながら社会で活躍するとともに、自分自身の人生を豊かなものにしていくためには、地域のご理解ご協力は欠かせないと感じています。今年度も引き続き「地域との連携」について積極的に取り組んでまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様、本校の公式サイトにアクセスしていただいた皆様、どうぞよろしくお願いいたします。