1.「嫌だからやめて」と伝える
コンプレックスを改めて知らされるような行為をされるのはつらいものです。
たとえ悪気がなくても……。嫌なことは嫌だと、まずははっきり伝えましょう。
「私も同じ体験をしたことがあります。彼ったら、私の二の腕とか脇腹とかを、人前でも平気でつまむの。それが嫌で、ずっとやめてって言ってたのにやめてくれない。
それであるとき本気で怒ったら、『え、ごめん。オレはきみのぷよぷよした肉が大好きで、触ると安心するんだよ』って。
冗談で嫌がっているんだと思っていたみたい。きちんと怒らないとわかってくれないんですよ、男ってヤツは(笑)」(24歳/流通)
彼がぷよぷよ肉を触って安心している、というのは意外な事実。それなら触らせてもいいかと思うか、それでもやっぱりやめてほしいかはあなた次第。
いずれにしても、本気で嫌がっていることをわかってもらうしかなさそうですね。
2.本当は痩せてほしいのかも……
ぷよぷよ肉を好む男性もいれば、もしかしたら、本当に痩せて欲しいと思っている男性もいるかもしれません。
「つきあって3年になる彼女が、ここ1年で7キロくらい太ったんですよね。前はおしゃれでかわいかったのに、太ってくるとおしゃれにも関心がなくなったみたいで……。
仕事の人間関係のストレスでつい食べ過ぎちゃうのは聞いているけど、僕としてはもうちょっと痩せてほしいと思う。でもなかなか言い出せなくて、つい肉をつまんじゃうんですよ。気づいてくれればいいのになという思いをこめて」(25歳男性/保険)
彼も彼女の事情がわかっているだけにはっきり言えない。そんなケースもあるようです。
3.痩せたいなら彼の協力も仰いで
今の若い女性は痩せすぎだと言われています。だから、コンプレックスになっている「ぽっちゃり」がどの程度かが重要。痩せすぎも太りすぎも、健康的ではありません。
もし、健康的でないくらのぽっちゃりなら、彼の協力を仰いでダイエットするのもいいかもしれません。彼と相談して食事制限するとか、あるいは一緒に運動をしてもらうとか……。
デートは散歩。ふたりで徐々に距離を伸ばして、興味のある街を散策するなんていうのも素敵ですよね。
ふたりでスポーツジムに入会したり、公共施設のプールで泳いだりするのもいいのではないでしょうか。
4.最終的にはやはり話し合うことが必要
エッチするたびに贅肉をつままれるのは、やはり傷つくものです。
「健康体重の範囲内なんだけど、太ってると思う? 嫌?」
そうストレートに尋ねてみるのもいいかもしれません。外見で女性を判断するような男なんていらない、と言い切れればいいのですが、なかなかそんなふうに強くはなれませんよね。
ただ、あくまでも痩せすぎには気をつけて。彼のために痩せすぎて健康を損ねたら,元も子もありませんから。
おわりに
女のコの柔らかい二の腕が大好きという男性は少なくありません。健康体重の範囲であれば、女性はもっと強気に出てもいいとも思います。みんながみんなモデル体型になる必要もないのですから。
肉をつまむ彼には、「どうしてそういうことをするの?」ときちんと聞いてみることも大事です。意外な答えが返ってくるかもしれません。
(亀山 早苗/ハウコレ)