特別授業「地熱の熱を電気に変える 地熱発電」大分県体験型子ども科学館O-Labo 開催報告
1.開催日時
令和4年8月27日(土)13時30分〜15時00分
2.場所
体験型子ども科学館O-Labo
3.参加者
大分県内の小・中学生 22名
4.主催
JOGMEC、日本地熱協会
5.開催目的
大分県は、温泉や観光資源に恵まれ、国内でも有数の地熱発電のポテンシャルをもつ地域です。
今回の特別授業は、次世代を担う子どもたちに地熱発電の学習を通じて、地域の恵みを生かした産業やその歴史等について考えるきっかけを作ることを目的に開催するものです。
6.開催結果
8月27日大分県の体験型子ども科学館O-Laboにて小・中年生(22名)を対象に、特別授業「地熱の熱を電気に変える 地熱発電」を開催しました。
授業では、JOGMECの地熱技術部 田中誠が「地熱発電とは」の講義を行い、地熱発電の原理について分かりやすく説明を行いました。
次に九州電力(株)の田口廉氏から「大分県の地熱発電所について」の講義を行い、地元の再生可能エネルギーについて受講生徒の理解を深めました。
最後にクイズで授業の内容を復習し、ほぼ100%の正答率でした。
受講生徒には、感染対策を徹底しつつ、手回し発電機で発電量と回す力の関係を実感してもらったり、また地熱発電模型の実演では、圧力鍋から噴出させた蒸気で発電し、その電気で街に照明を点けたり、メリーゴーランドを回したりなどの実演を鑑賞してもらいました。
参加した生徒は、授業前週に大分県の八丁原地熱発電所を見学していたということもあり、見学の復習のような意味合いでも本特別授業を活用いただくことができました。
また、アンケート結果からも、高い満足度や理解度を得られたことが分かりました。
JOGMECでは今回の結果を踏まえつつ、今後も地熱発電の理解促進事業を継続してまいります。
7.アンケート結果
8.写真
・大分県体験型子ども科学館O-Labo