セミナー
講師都合につき9/27開催となります!
オンライン開催!録画視聴も可能!
CAEを活用した強度設計と構造解析の診断手法、CAE構想設計の進め方
〜解析結果のケーススタディを通じて壊れない部品・機械のカタチを掴む!〜
開催主旨
設計現場で培われた経験に基づき、メッシュ作成のコツ、境界条件のコツ、解析結果の信頼性確認や、構造解析結果の診断方法などを解説するので、初心の設計者でも機械部品の強度設計スキルが習得できる!
設計者CAEの課題は、解析条件の設定の難しさと、結果の診断方法が難しいことにあります。解析条件次第では結果が大きく変わってしまい大きなミスにつながる場合がありますし、解析結果の読影にミスがあると正しい対策を行えなくなります。
3DCADの普及に伴い、CAEによる構造解析がより身近になってきていますが、まだまだ設計者の普段使いの道具ではありません。“メッシュ、境界条件、コンター図”などの専門用語がならび、解析のハードルを高くしています。しかし材料力学での強度計算には限界があり、一般的な部品形状の強度計算も正確にできないのが現状です。
本セミナーでは設計者を対象に、部品設計でよく利用する色々な形状を題材にして、強度比較を行い形状の診断結果をわかりやすく解説します。例えば丸穴と角穴の強度や、たわみの違いを定量比較して、長所と短所を探っていきますので、設計ハンドブックのようにCAEソフトを持っていなくとも強度設計に活用していただけます。また、実際の比較はCAEを利用しておりますので、その解析結果(応力コンター図)を、まるで医師がレントゲン写真から病巣を見つけるように、構造解析の診断方法もケース毎に詳しく解説していきます。さらには、構想設計段階でのCAEの適用により構想設計の品質向上につなげる「技」も紹介します。
ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2024年 9月 27日(金)13:00〜17:00 |
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会場 | オンライン(ZOOM)、後日の録画参加(録画視聴も可能) ※(注記)受講者による当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 39,600円(資料含む、録画視聴、消費税込) 配布資料 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込について | ※(注記)弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 ⇒ プライバシーポリシー |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー事業部 TEL: 06-6946-3382 |
講師
プログラム
1-2 応力とひずみの関係を確かめる
1-3 CAE(構造解析)による応力計算
1-4 材料力学による強度計算の限界とCAEの利点
2-2 応力の見方と解釈
3-2 応力(ひずみ)へのメッシュ分割の影響
3-3 荷重の影響
3-4 分割が粗いために発生する問題
3-5 みんな躓くメッシュ・境界条件の正しい設定
4-1-1 ブラケット部品の強度をCAEで評価してみます
4-1-2 CAEでより良い設計案をみつけてみよう
4-2 板金部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
4-2-1 板金の穴形状が強度にどのくらい影響するか調べる
4-2-2 板金の配列穴形状の強度を調べます
4-2-3 切り欠きを持つ板金形状の強度を調べます
4-2-4 板金部品の板厚が強度にどのように影響するか調べる
4-2-5 リブ(曲げ)をつけると板金部品の強度は上がるか
4-2-6 半抜きリブは強度アップ効果があるのか
4-2-7 波型板金部品の強度
4-3 シャフト部品の強度をCAE(構造解析)で計算する
4-3-1 段付きシャフトの強度はどうなるか
4-3-2 段の位置による強度変化
4-3-3 段付きシャフトの角処理で強度を確保する
4-3-4 溝付きシャフトの強度低下を調べる
4-4 梁(はり)の強度をCAE(構造解析)で計算する
4-4-1 梁(はり)の曲げに対する強度
4-4-2 梁の断面形状別の曲げに対する強度
4-4-3 梁の断面形状別のねじりに対する強度
4-4-4 その他 断面形状の曲げに対する強度
5-2 設計者CAEは2次要素・線形解析で行おう
5-3 剛性検討の進め方
5-4 強度検討の進め方
6-2 構想CAEの効果(構想設計の効率化・高品質化など)
6-3 構想CAEの進め方