ドイツでは、23日、総選挙が行われ、公共放送の得票率の予測によりますと、最大野党で中道右派の「キリスト教民主・社会同盟」が第一党になり、新たな政権の枠組みを決める連立協議を主導する見通しとなりました。また、移民や難民に対して排他的な姿勢を掲げ、極右だとされる右派政党「ドイツのための選択肢」が前回・2021年の選挙から得票率を倍増させる勢いです。 ヨーロッパ最大の経済大国のドイツでは、23日、連邦議会の選挙が行われました。 開票は続いていますが、ドイツの公共放送ZDFによる日本時間午前3時半時点の得票率の予測では最大野党で中道右派の「キリスト教民主・社会同盟」が28.5%で首位に立ち第一党になる見通しです。 また、移民や難民に対して排他的な主張を掲げ、極右だとされ、ウクライナ支援にも消極的な右派政党「ドイツのための選択肢」は20.1%となっていて、前回の選挙から得票率を倍増させる勢いです。