ミュージックビデオが出始めた80年代前半の、もっとも記憶に残っている作品のひとつです。洋楽のカバー曲が流行った当時の1曲。winkの愛がとまらないもそうだった。でも日本語に訳し、その歌い方、アレンジでここまで斬新になるのかという例。良い曲はやっぱりいい!!。
Wiki:雨音はショパンの調べ
1970年代にアイドルとしても活躍した小林麻美が、アンニュイさを帯びた大人な女性の雰囲気で歌った楽曲。1984年のオリコン年間ヒットチャートでは第12位にランクインした。
「雨音はショパンの調べ」には英語詞の原曲があり、いわゆるカヴァー・ソングである。その原曲は、作詞・作曲・歌唱ともどもガゼボ(男性)によるもので、タイトルは「I Like Chopin」。日本語版タイトルにもあるとおり、フレデリック・ショパンをテーマにした曲である。
その後、ユーミンこと松任谷由実が日本語詞をつけて小林が歌い大ヒット。オリコン週間ヒットチャートでは第1位を獲得した。小林自身にとっては初の1位獲得であり、ユーミンにとっても「松任谷由実」名義で他人に提供した作品で初の1位獲得となった[1]。なお、ユーミンがアルバム『Yuming Compositions: FACES』(2003年12月17日)でセルフカヴァーをしている。
当時の小林は女性ファッション誌を中心としたモデル業やライフスタイル啓蒙的活動が多く、生放送のテレビ番組で歌うことはなかったが、映像集『CRYPTOGRAPH〜愛の暗号』(1984年10月21日)に本楽曲のミュージック・ビデオが収録されている[2]。また、ロング・バージョンの12インチシングル盤「雨音はショパンの調べ」も同年11月21日にリリースされた。
B面の「LOLITA GO HOME」は、ジェーン・バーキンが1975年に発表した楽曲(当時の夫セルジュ・ゲンスブールが作曲)に、小林自身が日本語詞をつけたもの。